医療費控除、申請したことはありますか?
昨年1月〜12月に医療費がかかったなという方は参考にしてくださいね。
鍼灸の施術料、
医療費控除の対象になります。
利用者さまより
申請の仕方など質問をよく受けますので
記事にしようと思いました。
□医療費控除って何?
□医療費控除の対象は?
□申請の仕方は?
などについて、税理士さんから教えていただきましたので、簡単にお伝えします!
医療費控除って何?
医療費控除とは、一定額以上の医療費を支払った場合、その分の医療費を所得から引いて、税金を計算し直してくれるしくみです。
前年の1月〜12月の世帯でかかった医療費を合算して、2月〜3月の確定申告で医療費控除を申請します。
※勤務の方は、会社の年末調整では手続き出来ないため、源泉徴収票を持参し、自分で確定申告をすることになります。
医療費控除の計算の仕方
詳しくは、国税庁ホームページ(医療費を支払ったとき)》へ。
医療費控除の対象は?
医療費と言っても、対象になるものは決まっています。
○医師、歯科医師の診療、治療にかかったお金
(妊婦健診、不妊治療も含まれます)
(診断書などは含まれない)
○医薬品の購入
(予防のためのビタミン剤などは含まれない)
○鍼灸師、柔道整復師による施術料
(予防、リラックス目的は含まれない)
○妊娠中の健診に行くための交通費
○陣痛時の産院までのタクシー代
○分娩に関わる費用=入院費、食事代など
などです。詳しくは、
申請の仕方は?
□医療費は、家族単位で合算して申請。
・夫、妻、子どもなど家族の医療費を合わせて計算します。
□申請するのは、世帯で誰か1人。
・扶養に入っている入っていないは関係ありません。
・収入が高い人が医療費控除を受けると、還付される税率が大きくなるため、
夫婦共働きの場合は、どちらか収入の多い方が、申請します。