4年前、こまさが新生児仮死と診断されたとき、何とか治療する方法はないかと調べたときいきついたのがさい帯血治療だった。
日本ではまだ治験段階であるが、新生児仮死、脳性まひの赤ちゃんに出産時に採取したさい帯血を投与することで、回復した事例もあるとネットには書いてあった。(すみません、当時ネットで見た情報で正確ではないです)
無知な私はさい帯血の可能性やさい帯血保管のことを全く知らず、当然、保管をしていなかった。
そのことを当時激しく悔いた。
もしも、さい帯血を保管していて、さい帯血治療ができていたら、こまさは回復したのかもしれない。
今も元気でいてくれたのかもしれない。
ずっとそんな後悔をひきずっていた。
今回妊娠したとき、今回こそ絶対にさい帯血を保管しようと思った。
安定期に入ったあたりで、民間のさい帯血バンクの資料を取り寄せた。
脳性まひや、自閉症、自己免疫疾患など、現在臨床研究が進んでおり、今後のさい帯血治療の限りない可能性にも期待して、生まれてくる赤ちゃんのまさかの時のため、絶対に保管しようと決めた。
費用として、20万円程度を想定していたけど、いちばんベーシックなプランで10年保管で29万7000円とかなり値は張ることに一瞬怯んだものの、夫とも相談し、ベーシックプランにプラスしてさい帯も保管してもらえるプレミアムプラン10年保管、42万9000円のプランにすることにした。
貧困世帯である我が家にこの出費はほんとにほんとに痛いけど、夫も「今後のお小遣いはなしでいい!」宣言をしてくれるなど、夫婦総意で申し込みを決めた。
申込みに際して、保管機関に連絡し、出産予定病院を伝えたところ、保管に応じてくれるか微妙であるとの回答があった。
過去に応じてもらったこともあるが、最近は断られがちなのであるとのこと。
医師に相談してみてほしいとのことだったので、前回の検診時に、資料を持参し、さい帯血保管を利用したい旨を伝えたところ
「申し訳ありませんが、うちではお断りしています」
と言われてしまった。
理由としては、私が出産を予定している病院は特定機能病院であり、重篤な患者対応に日々追われているため、一部の人の個人的な要望のために、煩雑な手続き、処置に応じることはできないためであるとのことだった。
第一子の出産事故の経験から、どうしてもお願いしたいと伝えたが、気持ちはわかりますが例外として扱うことはできない、と言われてしまった。。。
仕方ないことだけど。。。
絶対に保管したいと思っていたのに。
金銭面でも覚悟を決めたのに。。
どうしても保管したいなら他の病院へどうぞってところなんだろうけど、私はハイリスク妊婦なので、県内では他の病院という選択肢もなく、さい帯血保管については諦めるしかなくなってしまった。
でも次回の検診のときもう一回聞いてみようと思ってます。
しつこいかなー。嫌がられるかなー。怒られるかなー。。でも諦めきれないよー
さて、前回の検診で性別が判明しました
男の子だそうです
こま、弟ができるよ〜
夫に発表したら夫は泣いてしまった。
きっと、こまにそっくりなんだろうな。
こまが帰ってきたって、思っちゃうな。と。
ほんとだね、女の子でも男の子でもどっちでもうれしいけど、男の子だったらよりこまーって思っちゃうなぁ。
こまの服も着せてあげられるね!
(女の子でも絶対に着せただろうけど)
検診の結果は母子ともに順調とのこと。
無事に出産までこぎつけたい
こまさー、頑張るよー。
見守っててねー。
こどもの日でこいのぼりをにぎらされている生後1ヶ月のこまさ。
1番お気に入りのぞうさん柄の新生児肌着を着ている写真。
弟にもこの肌着、着せようと思ってるんだー。
良いよね?こまさー。
大好きだよー