和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
桜が美しく好きな神社に
「櫻川磯部稲村神社」があります
桜の季節にぜひ行ってほしいところです
実は、茨城県桜川市の桜は古来より
「西の吉野、東の桜川」と言われ
その美しさを讃えられていたので
絶対に観たいと思っていました
本当に美しい~綺麗
遥か千年の昔
桜の名所としての「桜川」の桜が
吉野の桜と並ぶ名所が
茨城にあるなんてステキなことですね
平安時代の歌人紀貫之が
桜川について詠んだ歌もあるのです。
「常よりも 春辺になれば桜川 波の花こそ 間なく寄すらめ」
この意味は
「春になると桜の花びらが川面をおおって流れていく。
少しの間も空くことなく、壮観な眺めだ」と言うことです。
桜の儚い美しさに彩られた名歌ですね
そして、水戸にも
「桜川」という川が流れていますが
これは水戸黄門として有名な徳川光圀公が
櫻川磯部稲村神社を度々社参していて
桜川の桜を気に入り
偕楽園前を流れる川のほとりに
桜川の桜を移植し
その川を「桜川」と
名付けたと言われています
桜…いいですね~
今日は雨予報
桜流しの雨になりませんように
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会
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