素敵なお年賀をいただきました
京都のお菓子です
本日は【お年始とお年賀】について話しますね
お正月に新年のご挨拶することを
「お年始」と言います
そしてこの時に贈る品を「お年賀」と呼びます
お年始回りは
お正月の2日以降の松の内の間に行なう
「新年の挨拶回り」です
元旦は、家で歳神様を祀る日であるため
お年始には
出掛けてはいけないと父に躾られました
お正月には古くから
歳神様をお迎えして祀る習慣がありました。
年始のご挨拶として
お互いの家を訪問する際に
歳神様を祀る神棚や仏壇などへお供えするためのものを
「御歳魂(御年玉)」として持っていく風習が日本にはありました。
お年始の挨拶では
お屠蘇(とそ)を飲んで、賀詞(お祝いのことば)を交わし
その年の無事と長寿を祈るというのが昔からの風習ですが…
最近は、このような古風な習わしをしているところも
少なくなりましたね
私の子どものころは当たり前の風習でしたが
今は親せきも少なくなり
親せきへのお年始回りも無くなりました(;^_^A
お年賀は本来
手土産として持参するものです。
そのため手渡しで贈るのが基本です
遠方の方やコロナ禍で
「直接、渡せない」という場合には
デパートからの発送ではなく
一度、自宅に持ち帰り
自宅から発送するのがマナーです
お年賀を贈るときは
効率化よりも、ひと手間かけて
感謝の気持ちを直接届けることが大切です
お年賀は新年をお祝いし
一年間の変わらぬお付き合いを願い贈るものですから…
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会