5/5鑑賞

 

モンスターヴァースシリーズ第2作。第1作から続けて鑑賞した。

 

まず…ジャケットがめっちゃ良いラブ特撮感というのかな?すごく味があって惹きつけられる!(今まで観てこなかったくせにw)

 

そんで、観始めたら、え!?!?!?な、なんで雅が!?www

 

自分の目を疑って、( ;つд⊂)ゴシゴシってしたけどやっぱりどう見ても雅で、一旦止めてキャストをチェックしたらやっぱり雅だった🤣

 

かっこいいじゃん( ≖ᴗ≖​)ニヤリッ

 

そんなこんなで色々あって過去回想から現代に移り、あーだこーだあって、髑髏島に乗り込む一行。

 

まったくさぁ!!あんなに島を荒らして!!

 

美しく雄大な自然、生き生きとした野生の動物たちで溢れている島。

 

そんな場所なのに、次々と爆弾を投下していく彼ら。しかもワザと鹿の群れがいるところに!!!はぁ?マジでなんなのこの人達。

 

それが彼らの仕事(コングをおびき寄せたい人&爆弾投下は地質調査に必要なことだと命令されてる人)だから仕方ないのかもだけど、だからって、あんなノリノリの音楽を流してヘラヘラしながらやることか!?

 

超むかついちゃったよね。

 

案の定、激おこコングが現れ(しかも音もなく!)、容赦ない仕打ち。無残に命を落としていく兵士さんたちは可哀想だけど、だからと言ってコングを責めることなんて出来ない。

 

この時点で、コングの島を守ってる勇者感がすごくて惚れそうだったんだけど、このあとに、生き残った一行が髑髏島に住む民族やマーロウと出会い、島のことやコングのことを教えてもらう。

 

島の守り神とか呼ばれちゃってるほど、島を愛し、島に生きる者を脅威から助け、島を壊すものを許さない姿勢のコングさん…。

 

え、なんなの?めっちゃかっこいいんですけど。

 

でも、そうするようになったのにはちゃんと原因があって、なんと家族を殺され唯一生き残ったなんていう背景を聞かされて、え…ちょ…コングさんえーんって感情移入しちゃったよね。

 

背景は背景であるけど、やっぱりコングさんの資質が大きいような気がしてしまう私(*ーωー)

 

そんなコングさんだけど、さっきまでめちゃめちゃ激怒していたのに、傷を洗いに川?にやってきたコングさんの「いってぇあせる負傷しちまったぜショボーン腕のここ(チラッ)と手のここ(チラッ)を怪我してるわぁ」感のある表情よw

 

「新たなる帝国」では虫歯を気にしまくってたしwコングの表情の豊かさがとても良い!!

 

あと、ウィーバーがヘリの下敷きになっちゃったバッファローを助けようと必死で持ち上げようとしていた時に、さり気なくコングがやってきて、スイッてヘリをどかし、ウィーバーをじっと見定めてから去っていく姿よ。

 

え、なんなの?寡黙な紳士なの?素敵でしかないやん。

 

しかも、美しい星空を見上げながらちょっと切なそう?な顔をしてんのよ。こんなのコングのこと好きになっちゃうわ飛び出すハート

 

かたや、島に踏み込んだ一行は、すぐ大声出すし、すぐ音楽かけるし、すぐ銃を構えるし、すぐ油断するし、煙草をポイ捨てしちゃうし、フラッシュたいて写真パシャパシャするし、控えめに言って結構ウザめw

 

(※傭兵の人だけは冷静でかっこいい)

 

え、なんなの?もしかしてみんな死にたいの?って思っちゃうぐらい愚かな行動ばっかりとる。

 

その中でThe best of 愚かなのは、自分の軍隊を率いる大佐。

 

もうすぐ救助のヘリが来る&その場で待機するのが一番安全だってーのに、チャップマンっていう愛され兵士が西の山で路頭に迷ってるから探しに行くとか言い出しちゃう。

 

そりゃリーダーとしては仲間を見捨てない姿勢ってのは素晴らしいけど、西はバケモノの巣窟だの地獄だの言われているのに、正気か…?

 

しかも大佐ひとりでも行く覚悟があるならまだマシだけど、生き残ってる全員を巻き込んでまで😱

 

兵士も民間人も「行きたくねえ」って表情をしてる人が大半だし、女性は「最悪」って声に出しちゃってるしwそれを強引にねじ伏せる大佐。だめだこの人…。

 

そもそもあんな巨大で正体不明の生体に銃程度のもんで挑もうなんて無茶すぎるw案の定、割とすぐの時点で死人続出。

 

またもや生存者が減ったし、バケモノの口から人間の頭蓋骨とチャップマンのネームタグが吐き出されたのもあって、さすがにもう引き返そうモードが漂う。

 

だけど大佐だけはやる気満々。チャップマンを探す&ヘリを見つけて武器を取り、部下の復讐をとげるべくコングをやっつけたいとか言い出しちゃう。

 

コングを殺したらバケモノが増えてもっと危険になるっていう至極まっとうな意見に対しても「コングを殺した後バケモノも殺す」とか返しちゃう。

 

え…やばすぎやんドクロ復讐のために、生態系を崩し、ここまでなんとか生き残れた仲間の命を危険にさらすのか?

 

あのさ、よく考えてみ?侵入者はあなた達一行なんであってね?「これは戦争だ!」とかさぁ、どの口が言っちゃってんの?

 

そんなこと言うなら、あたな達が壊した自然と動物に対してはどう責任をとるんだよ!それが出来ないんだから、ガタガタ言ってないで黙って去れや!

 

でも、多分この大佐はベトナム戦争のせいで精神がいっちゃってるというか、戦闘モードがみなぎっていて、「敵=殺す」だし、ベトナム戦争から撤退することになって、消えない闘志によって無意識に敵をすり替えてるというか?なんかそういうのを感じた。

 

それほどまでに目がギラついていて、ひとりだけ過激で、明らかに異常だった。

 

そんなわけで、傭兵&民間グループと、大佐の命令に従うしかない兵士グループの、2組に分かれて行動することになる。

 

そんな時、傭兵とウィーバーが崖上にいると、島の安全見回りをしてるのか?コングが崖下からドスドスやってくる。ちょうど目線の高さが合って、目と目をあわせる2人&コング。

 

ウィーバーがコングに近付きコングに触れると、コングは目をキョドキョド?させてw、この2人はセーフ認定をして、めっちゃいい表情をして去っていくコング。もう惚れるやんこんなの。

 

一方、ウィーバーとの触れ合いで可愛さを見せた後にコングが向かっていった先が兵士グループだったんだけど、そっちはもう滅茶苦茶。

 

万全の策をとってコングをおびき寄せただけあって、コングはもうボロッボロ…。大佐のみニンマリで、部下たちはコングを痛々しそうな目で見ていて、大佐以外は明らかに復讐なんて考えてないのが分かる。

 

意識を失ってしまったのか、立ち上がることが出来ないコングにとどめをさすための命令を部下に下すも、ナイスタイミングで傭兵が止めに入り、部下に銃を向け、場は一気に緊迫状態に。

 

更に「コングをやれ!」と煽る大佐に、ついには部下が大佐に銃を向けて、止めに入る始末。ほら見ろ~!ってやつだよ。

 

そうこうしてるうちに、コングにとっても島にとっても一番脅威の、でっかいバケモノがやってくる。

 

でもコングはボロボロだから、100%で戦えないコングさん…。大佐、マジで責任とれって!!!

 

だけど、ここからのコングさんがめっちゃかっこいいんよ。

 

コング:戦闘不能 人間:バケモノから逃げる バケモノ:人間を追う

 

の構図で、人間は超ピンチ!!追いつかれてもうダメだ!!ってところで、傷だらけのコングがバケモノにワンパンを食らわせ、結果的に人間が助けられた。

 

バケモノを倒しにきたってのが主な目的なんだとは思うけど、バケモノと戦いながらも、人間が逃げてる姿をチラっと確認するコングさん。

 

え、なにこの優しさとかっこよさと男らしさの塊は。漢じゃん!もはや漢じゃんラブ

 

あげく、即興で作った武器を器用に使いながら戦うという知力の高さも見せつつ、ついにバケモノに優勢になりつつあるコング。はーかっこいい。

 

そんな時、ウィーバーが崖から落ちたのを目の端で拾い、一瞬めっちゃ心配そうな表情をするも、まずは目の前の敵と戦うコング。

 

やべー!早く助けなきゃ!!って感じでバケモノをボカスカやって気を失わせた瞬間に、ウィーバーを即行救い上げ、「大丈夫か?;;」みたいな表情をしてんの。

 

がっ!その瞬間、またもや這い上がってくるバケモノ。さすが島の脅威だけあって、超しぶとい。

 

コングはバケモノと激しく戦いながらも、ウィーバーが潰れないように手でそっと握って守り続けてんの。マジでイケメンすぎる。

 

ついにコングがバケモノをやっつけた後、ウィーバーをそっと岸において、振り返りながら去っていくコング…。

 

かっこよすぎるやん…えーん

 

コングがただただ漢でしかない映画だった。はっきり言って、コングが大好きになっちゃったもんね。

 

アメリカさんがオリジナルだからか、ヒーロー感がすごいんよ。いいわぁ…惚れるわぁ…ラブラブ

 

残るモンスターヴァースシリーズは、3作目「キングオブモンスターズ」と4作目「ゴジラvsコング」。

 

「キングオブモンスターズ」はゴジラ関連をほぼ知らないのに突発的に観たせいもあってか、ほとんど覚えてない。

 

だから仕方なく観るしかないんだけど(順番通りに観たいし)、正直なところ、それを飛ばして「ゴジラvsコング」を観た過ぎるラブ