3/3鑑賞
月曜が来るのが嫌でたまらなくて、22時過ぎてるっていうのに程よい尺で気軽に観られそうな本作を観た。
変な夢は見ちゃいそうだけど、外国の出来事だし家も職場も廃病院じゃないからまぁ大丈夫かな?っていう笑
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常識と良識を失ってる有名YouTuberのクソガキ共が廃病院でふざけてナメ散らかして怖い目に合うというお話。
似たような韓国映画の「コンジアム」は最初の5分で断念しちゃったんだけど、こっちはなんとなく見続けられた。
クソガキはクソガキなりに色々あるんだろうけど、ふざけきってる時の行動がイラつき過ぎて、「まぁ○んでもいいんじゃない?」という気持ちになって、全く怖がらずに済んだ笑
こういういわくつきの場所に面白半分で行っちゃう人達の話を観たり読んだり聞いたりすると、え、死にたいん?死んでどうぞ
っていつも思っちゃう。
いざ怪奇現象を目の当たりにすると、あまりの怖さからそこに行った罪を擦り付け合って大喧嘩したり、来たくなかったとか帰りたいとか泣き始めてさ。
だから最初から行かなきゃいいのに…(´・ω・`)
そんで仲間割れして別行動し始めたり、助けるだの逃げるだの言い始めたり、パニックに陥ってめちゃめちゃな行動をとり始めたり、あぁもうそれは死亡フラグだって😂の連続。
あのさぁ、朝が来るまでみんなでかたまって廃病院の外か玄関で待機するとかじゃだめなん?少しでもピンチを乗りきる確率を上げるには、協調性をもって団体行動しようや。(日本人気質w)
得体の知れない何かがいる&ほぼ真っ暗だってのに、なんでそんなにあちこち激しく動き回るの?そんな状態で出来ることなんて何もないよ!
朝を待てよ。朝を!
そんなことしてたら映画にならないのは分かってるけど、ひとしきり文句を言ってすっきりw
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映画の内容自体は、外国での出来事&ドイツ語なのもあって、お化け屋敷かホラーゲームを映画として見てるような感じだった。
映画として役者を撮ってる通常の視点、カメラ視点、熱感知カメラ視点、本人視点と、様々な画面が入り乱れてちょっと見づらかった。
グロさや恐怖面に関しては、悪霊的な存在と鉢合わせするところまでは映るけど、肝心の殺されるシーンや死ぬシーンはガッツリとは描かれてないからギリセーフ?
怖さよりも、愚かな若者たちがパニックに陥っている姿がイライラ&ハラハラする。
…と思って観ていたら、最後に(ある意味)どんでん返しがあった。2文前の「グロさや恐怖面に関しては~」の理由が分かって納得。
意外に評価が低いけど、なんやかんやでまぁまぁ観られる作品だった。
※ただし上にも書いたように、登場人物達がすこぶるウザく、視点がゴチャゴチャしている点がイライラした。
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インターネット黎明期は良かったよなぁ。今よりも便利さは劣るけど、もっと自由だった気がする。
昔もmixiやSKYPEは流行っていたけど、転機としてはやっぱりスマホの登場かな。
それに伴ってSNSや動画配信サイトがすさまじく普及してからは、インターネットの在り方がだいぶ変わっちゃった気がする。
それが当たり前で育った子供たちは、それまでの常識とか概念とか人付き合いとか価値観とは変わっちゃって、なんだかなぁと思うことがある。
それが良し悪し、優劣ってわけではなく、時代に沿って概念は変わっていくものだから、単純に”今はそういう時代”ってだけなんだろうけどね!
けど、そうやって「なんだかなぁ」と思う大人たちがいるのは、きっとどの国も同じなんだろうなぁ。
ある登場人物がアホな有名YouTuberに対して言った印書に残った言葉を書いて感想を終える。
かじりかけのリンゴは君たちの携帯の上で輝いてる
皮肉なシンボルだな
確かに携帯は知識を身近にした
一瞬でどんな質問にも答えてくれる
自分が賢くなったのか?違う
昔は本物の出会いがあった
子供でもゲーテの詩を暗唱できた
だが今は”ゲーテ”のつづりさえ知らない
このことが言いたかった

