連笑はつい数年前まで少し住んでいたので馴染みが深い。
栃木県の一般的なイメージと言えば・・・
日光（サル軍団含む）、餃子、鬼怒川ぐらいか。
実際に住んでみると、ああ、これも栃木だったかと思うものも多いが「栃木」という印象はそこから感じ取れない。
日経リサーチの地域ブランド調査で、全国最下位だったことに危機感を募らせた栃木県経済同友会という団体でこのような告知をした。
「私達の住んでいる栃木県は『日本一影の薄い県』と言われています」
「栃木県の地域ブランドは、47位と最下位です。このままでいいのでしょうか？」
そして「栃木県地域ブランド全国最下位脱出キャッチフレーズ」を県民や同県出身者を対象に募集した。
最優秀賞はこれだ。
【来てみたら住みたくなった栃木県】
うむ、これで本当に効果が上がるのか大いに疑問だ。
確かに栃木県は大人しく目立たない県民性がある。
しかし、栃木を舐めちゃいけない。
県民所得は全国6～7位にランクしているからだ。
もちろん個人の給与だけでなく法人の利益等も含めての所得だが、県の経済力を示すバロメータに変わりはない。
なんせ、大阪、千葉、埼玉、京都、兵庫、福岡等のいかにも高そうな県より上位なのだ。
ところで、サッシ国内トップの某大企業も、業績のわりにはぱっとしたイメージがない。
実力はあるが目立たない─
そんな意味合いを込めて栃木県のロゴにしてみた。
※これから夕食に出かけます、ではまた！
