『ザ・ヴェンチャーズ、メジャーに行く!!~1964年~』 | Mosrite Inc.

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今日はザ・ヴェンチャーズが活躍した1964年代のお話をします^^


トム・ハンクスは今や誰もが知っている有名な俳優ですが、時に監督もやっております。彼が1996年に創った映画に『that thing you do!』というのが在ります。邦題は『すべてをあなたに』といいます。




この作品で彼がやっているのは監督だけではありません。脚本を書き、自分も出演し、劇中の音楽のいくつかも彼が作曲したという、才人トム・ハンクス全力投球の作品なのです。


実はこの作品、1964年頃のアメリカのガレージ・バンドを描いた映画なのですよ。ペンシルヴェニアのガレージ・バンドがメジャーへと駆け上がってゆく経過を描いているのです。


ここには自費製作のプライベート盤から始まっていて、いかにメジャーへの道が開かれ、そのツアーとはどんなものか?アメリカのミュージック・シーンでの成功とは?契約ビジネスとは?といったところがしっかり描かれているのです。


日本人にとって1964年は第二次世界大戦後の完全復興と、高度成長の国力を世界に示した『東京オリンピック』の年だったのですが、その前年の1963年11月22日、アメリカは若き大統領ジョン・F・ケネディを暗殺で失い、どうしようもない暗い雰囲気が国中に漂っていたのでした。年が変わろうとする12月の下旬、誰もが何か明るいものにすがりたい気持ちになっていたのは確かなようです。こんな雰囲気は絶対払拭して元気になりたい!!活気を取り戻そう。こういった流れがあったのでしょう。


アメリカの良心ともいわれるアンカーマン(キャスター);ウォルター・クロンカイトの『CBSイヴニング・ニュース』が、事件でしばらく放送予定(予定では11月22日だった)を見合わせていた『ザ・ビートルズ』に関するちょっとした特集の放送に踏み切ります。するとそれに興味を持った同局のエド・サリヴァンがすぐにクロンカイトのところに連絡をいれてきたそうです。こうして彼らの出演を取りつけ、アメリカ中の誰もが観ていたという伝説の『エド・サリヴァン・ショー、ザ・ビートルズ出演』視聴率72%の達成となったそうなのですね。これが1964年2月の話です。



こうしてザ・ビートルズがアメリカ進出で頑張れば、この年、インストの雄ザ・ヴェンチャーズは

『(ザ)ヴェンチャーズ・イン・スペース』第27位、

『ザ・ファビュラス・ヴェンチャーズ』第32位、

『ウォーク・ドント・ランVol.2』第17位


と、どれもがビル・ボードのアルバム・チャートで上位にランクされています。
シングルチャートでも、『ウォーク・ドント・ラン’64』は第8位!!
という絶好調の波に乗っています。


そしてそのまま彼らはモズライトを手にして、年末に極東ツアーで日本へ向かったわけですね♪


1965年には彼らの『PLAY GUITAR with the VENTURES』というエレキ・ギターの教則レコード・シリーズが発売されていますから、この1964年頃のアメリカでのガレージ・バンド・ムーヴメントは、海の向こうで日本人の考える以上のものがあったのでしょう☆

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次回は、今日ご紹介したトム・ハンクス監督の映画『that thing you do!!』をもとにこの頃のお話をもっと詳しくお話します☆