カセ巻き毛糸を玉巻にしてみよう♪
先日、中野の素敵な毛糸屋「つよせ」さんのタイムセールに参戦し、
初めて憧れの「カセ巻き」の毛糸をGETしてきました(^^)/
パピーさんが商品化を検討した過程で出たサンプル糸なんだそう。
トルコ石のような綺麗な青緑色
中に所どころ白やレモンイエロー(黄緑?)の繊維が見える。
太さは中細程度。
ちょこっと、ざらっ、ゴワッとしているのに、チクチクはせず
同時にクタっともしていて、ボリュームの割にとても軽かった。
英国産の糸(シェットランドウール?)とか、カシミヤ入りの毛糸とかを
握った時の感じに似てるかも??(個人の感想です)
「そうだ、カシミヤ入ってると思って編めば
気分も上がるわ~」と勝手に自分に言い聞かせるオメデタイ私
つよせのお店の方に素材を聞いてみたら、
「大半がウールなどの自然素材だと思うけど、
とっても軽いので、化繊が全然入ってないとは言い切れない」
「でも、パピーさんの糸なので、間違いはないですよ!」との力強いお答え
このように、素材もゲージも明記されていないけれど、
良い糸が格安!!というのが
つよせさんのタイムセールにはしばしば出る様子。
(まだ参戦2度目なのですが、いつも楽しい。行ける距離にに住んでてよかった)
つよせさんの破天荒な(?)
ブログはコチラ↓
毛糸まつりのジオログ
ちょっと迷ったけれど、色に一目ぼれしたし、
ボリュームや手触りの割に破格だったので、勢いで購入
しかし、うちには「かせ繰り器」も「玉巻き器」もありません
さあ、どうする、私?
ちなみに、カセのまま編みすすめるのは無茶です。
絡み糸祭り(?)になって、編んでいるのかほぐしているのか
わからんようになるのは目に見えている・・・気がします。
かせ繰り器というのは、こういう傘の骨組の様なモノ↓
玉巻き器というのは、こういうもの↓
おー。両方合わせるとけっこうするなー。
うむむ。私、そんなにしょっちゅう使うかな??
今回は、とりあえず見送り…かなぁ?
そのまま・・・
♪~何から始めればいいのか、分からないまま時は流れて~♪
と、放置したままついに10日経過((+_+))
昨日、とりあえず意を決して拡げてみたら、巨大!(笑)
はじめてなので、正直、ちょっとビビる。
糸端、見つからん・・・と思って
ネットで糸端発見のコツを調べたら、何のことは無い、
↓糸を留めてある糸自体が糸端・・・ということらしい。
他のメーカーの糸だと、ラベルに貼り付けてある?こともあるらしい。
糸端がわかったら、椅子の背もたれに
かぶせて、他に2か所留めてあった白い糸を切って
巻き取りスタンバイOK
なんだか、誘拐犯に監禁され、猿轡をされた2名…
みたいなものを想像するわ。
サスペンスドラマの見過ぎか?
そして、おもむろにラップの芯を出します。
~この時点でテレビは「あさが来た」の午後の部放映中~
芯の重さは測っておきましょう
(私が使ったサランラップ50cm幅の芯は31gでした)
これをどう使って巻いて行くかと言うのは、
このページで教えてもらいました。感謝!
↓
椅子の背もたれから糸を引き出し、ぐるぐるぐる。
この時、反対側の糸端はゼッタイ絡まないように
少し背もたれの毛糸束からは離しておきます。
ラップの芯の重さをあらかじめを除いて設定し、
ラグビーボールみたいに大きな毛糸玉をつくると、
さすがに扱いづらいのでここで一旦糸を切ります。
「つよせ」さんのラベルには、
全体で343gと書いてあったので、
70g×4つと、63g1つをつくる予定♪
2コ
3コ
そして4コ目突入・・・この辺でテレビは「相棒」が始まります
そうなんです!
決して安くなくても、
かせくり器と、玉巻き器を買う人が多い理由がわかりました。
めっちゃ、時間かかるやん!!!
しかも、退屈しのぎに相棒見過ぎて、
糸端を中に巻きこんでしまい
ほどいて絡んで悪戦苦闘
その後、しばし休憩
ここいらで、ついに自然光から室内光に切り替え
(日が暮れました)
やっぱり、自然光の方がキレイに写るなぁ…。
↓やったー、終わりが見えたよ、お母さん!(なぜお母さん?)
↓最後の1コは60gでした。3gは誤差の範囲
ちゅうことで、午後がまるごと潰れました
紳士淑女の皆様は、真似しない方が良い・・・かも。
あと、長い間重いモノを持っていると手首が痛くなりやすい人は
もっと軽い糸玉をつくってくださいm(__)m
絶対に晩御飯までには終わるだろうと
食卓の椅子で作業していたのに
けっこうギリギリな時間になって焦りました。
終わったら、藁屑のようなものが少し落ちていたので
コロコロでお掃除♪
不思議と「毛糸から出たホコリ」はほとんど見当たらず。
しかも、これだけ巻いても、
手が全然荒れなかった!!
やっぱりすごく良い糸なんだよ、きっと
つよせさん、パピーさんLOVE!!
【メモ】343gのかせ巻き毛糸を5つの毛糸玉にするために使ったモノ
・椅子2客(の背もたれ)
・ラップの芯1本
・デジタルスケール1kg
(秤です。イオンのバレンタイン製菓コーナーで1000円ちょい)
・糸切鋏
・強靭な手首
・時間!時間!時間!(4~5時間かかった)
ということで、強靭な手首と、時間の無い方は
玉巻き器とカセ繰り器を買った方が良いです。
ちなみに、カセ繰り器の代わりに
100均の道具を使った
こんな手もあるようです。
こっちの方が良さそうだ。
布製の椅子の背もたれだと、
正直、ひっかかって糸が出にくいことあるし。
うーん。同じ作業のはずなのにお洒落だ
やっぱり、玉巻器は必須??
(たぶんお洒落かどうかは玉巻器の有無がポイントではないよなぁ・・・)
また、勢いでカセ糸買ってしまったら、次はどうしようか?
いやいやいや、もう、しばらく買うな~我慢しろ~
とりあえず、ターコイズブルーの毛糸玉で何を編もうか
眺めてはワクワクです
以上、
カセ巻き毛糸への体当たり記録でした~ m(__)m
↓ 最近は、ダルマ(横田)さんから、シックなモノトーンタイプのも出たみたいですね♪(2017.12.03追記)
2021.09.18 リンク切れ等 修正