どうして、プロレスを観るかって？
プロレスの、どこが面白いのかって？
目の前で 男達が 全力で、闘っている。
もはや、立っているだけでも
辛いはずなのに
もはや体力など、とうの昔に
限界を超えているはずなのに
それでも、闘っている。
目の前に立ちはだかる相手と、
一斉に降り注ぐ無数の視線と、
会場を支配する空気と、
そして、
「いま」の自分自身と、
「過去」に栄光と賞賛を受けた自分自身と…
「命」を燃やして、
「魂」を燃やして、
闘っている。
十分だ
それだけでもう、十分すぎる
わたしたちが
プロレスに惹かれる理由。
棚橋弘至選手
G1クライマックス２８
優勝おめでとうございます！！！
幸運なことに
現地で、その瞬間の空気を
体感することができました。
個人的なことで恐縮ですが、
ここ数ヶ月間、
プロレスから遠ざかっておりました。
理由としては、、、
BOSJで燃え尽きたからだったり…
仕事で疲労して燃え尽きたからだったり…
父親が救急車で運ばれたからだったり…
（大丈夫！コケただけや！）
あ、あとは…
G1にクッシーが
出てなかったからだったり
（結局そこかいっ！爆）
どうして、こんなにも
気分が盛り上がらないんだろう～？
と、自分でも不思議で…
それで、冒頭の質問に戻るのです。
そもそも自分は、
プロレスのなにが好きなのか？
を、考えました。
それを思い出すことができれば、
また熱いキモチが戻ってくると思ったのです。
でも…
もうそんなの、
全部全部、一瞬で吹き飛びました…！
G1クライマックス28
優勝決定戦
棚橋弘至 vs 飯伏幸太
試合を観ながら、泣いてしまった。
泣いてしまった、というか…
次第に感情が抑えきれなくなって
それが涙というカタチで
溢れ出てきた、というような…
もはや自分では
どうすることもできないほど、
感情を動かされました。
そして、思い出しました。
ああ、そうだ…
理由なんて、
考えても分かるわけないよな。
そうだ。これが、プロレスだった…
わたしは プロレスが 好きだったんだ。
その気持ちを、
思い出させてもらうことができました。
棚橋選手と、
そして、
飯伏選手に、
心からの感謝とリスペクトを
そして。
優勝決定戦がこんなにも輝くのは、
最終日に至るまでの、
それぞれの公式戦が
ひとつとして同じものがなく、
尊く、価値あるものであったからに
ほかならないと思います。
本当に酷暑だったこの、2018年。
この夏を駆け抜けた
すべての戦士たちに、
最大限の感謝と尊敬の念を
抱かずにはおれません。
本当に本当に、
ありがとうございました…！！！
プロレス、最高っ！！！！！