こんにちは!

 

管理栄養士の安田です!

 

 

 

本日は荒川でタートルマラソンが開催され、博司先生と恵子先生やつばさスタッフの方々、T’sからは田代トレーナーと大山トレーナーが出場しました。

 

 

 

皆さんハーフマラソンを走って腹ペコ状態の打ち上げはさぞかし楽しんでおられるでしょう!

 

 

 

 

 

さてハーフマラソンはフルマラソンの半分である21.0975㎞で行われる競技ですが

 

しっかりペースを落とさずに完走する栄養管理はどうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

という誰からも聞かれていない質問に私なりに考えてお答えいたします!

 

 

 

マラソンには「30㎞の壁」というものがあると言われています。

 

人間の身体にはエネルギー源となる糖質をグリコーゲンという形で肝臓や筋肉に蓄えています。

 

それぞれの体格にもよりますが糖質を満タンに蓄えたとしても長距離を走り続けた場合、

 

ガソリン切れの状態となり運動を続けることが難しくなる、それが30㎞と言われています。

 

 

 

ではハーフマラソンでは30㎞より短いし壁はないのでは??

 

 

 

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

ハーフマラソンはフルマラソンより速いペースで走る人が多く見られます。

 

設楽悠太選手の持つハーフマラソンの日本記録10017を単純に2倍すると20034となり驚異的と言われたフルマラソンの世界記録20139よりだいぶ速いということからも、いかにハーフマラソンがハイペースで行われる競技かが分かると思います(世界記録はなんと5823…です)

 

 

 

速いペースで走ると人間の身体は糖質を使ったエネルギー代謝になっていくためハーフマラソンではフルマラソンより多くの糖質を使ことや(ゆっくりペースになるにつれて脂肪を使ったエネルギー代謝になっていきます)肝臓に蓄えられている肝グリコーゲンは全身を動かす事に利用出来ますが筋肉に蓄えられている筋グリコーゲンは蓄えられた筋肉を動かすエネルギーとしてしか使えないこと(つまり腕に蓄えられた筋グリコーゲンは脚を動かすエネルギーとして利用する事は出来ません)

 

それらを踏まえるとたとえ全身に満タンに糖質を蓄えたとしても利用出来るグリコーゲンは走る為に使う筋肉に限られているという事になりますので特別な栄養管理をすることなく走れば10kmでもエネルギー切れが始まり、ペースダウンが起こりうるということです。

 

 

 

栄養管理としては前日から糖質多めの食事として当日もレース3時間前までにしっかり糖質摂取を済ませておくことが重要となると私は考えています。

 

 

 

もちろんしっかりトレーニングをして走る為に必要な筋肉を増やして蓄えられる筋グリコーゲン量を増やすことがとても大事となります!

 

 

 

今日タートルマラソンを走らなかったT’sスタッフは来月ゆりかもめリレーマラソンで走る予定となっています。

 

 

 

私も走る予定ですが休みの日に近所のジムで自転車漕いでるだけで走ってないので不安ですが頑張りたいと思います()