前回


自分が痩せていってる事を認識して暫くたった


授業中・・・


多分、心理学系の授業であったと思う




その日、先生は


食と心理みたいな内容の事を話していた


普段、特に最近は、あまり授業の内容など頭に入って


こないのだが、その内容は、今の私の現状に、


あまりにも嵌っていて妙に心に残った



「食事はただ食べるという行為だけでは、体内で栄養に


ならない」


という内容のものだった


物を食べて、「美味しい」と思う感情が、栄養を取り入れる為の


分泌物を沢山出して、体のエネルギーなどになっていく


少しの食べ物でも「美味しい」と思い、味わって食べれば


何も思わないで食べる以上の吸収力を発揮する



私は、この先生の話を聞いて現在の私に


当てはまるのを感じたのだ


今の私は、ただ「食べる」「寝る」「動く」という行為を行うだけ


そこには何一つ心が付いて行ってない



「今、物を食べているのだ」という


食べる行為さえ私の体は認識していなかったのだと思う


今までと同じ量を同じ時間帯に同じ様に食べていたのに


そこに心がなかった為に食べていないのと変わらない状態


だったのではないだろうか



この授業で、私が日々痩せていく理由が納得出来た気がした



かといって、今の心の状態をどうにか出来る程、私の心は


強くなかった



今まで丁度良かったジーンズのウエスト・ヒップ下等が


ゆるゆるになり、もはやベルトは飾りではなくジーンズが


床に落ちてしまわない為の締め付け道具として、本来の


役割を果たしていた



体重は日増しに減り45Kgになっていた





※身長が判らないと痩せてるとか太ってるの判断って難しいですね

 当時私の身長は158cmでした