わが故郷、大淀町の特長といえば、吉野の玄関口でありながら、奈良盆地はもとより大阪への通勤圏にあるところで、大淀町のHPにもウィキペディアにも特徴的に記されています。しかし、大淀町を取り囲むようにそびえる名峰の眺望に関して触れている情報はほとんど見あたりません。

 

大淀町HP「大淀町ってどんなまち?」

http://www.town.oyodo.lg.jp/contents_detail.php?frmId=150

 

ウィキペディア「大淀町」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B7%80%E7%94%BA

 

とりわけ南東方向にそびえる大峰山脈(14001900m級)の姿は圧巻です。

 

 

冬には雪化粧をし、日本アルプスのようです。眺める場所(角度と標高)によって印象は異なり、また気候や季節でまったく違う表情を見せてくれるので見飽きることがありません。

 

 

東方向には、関西のマッターホルンと呼ばれる霊峰、高見山(1248m)がとてもきれいに望めます。

 

 

 

西方向には、葛城山(959m)、金剛山(1125m)が近くに見えます。山の裏側は大阪平野です。

 


特色の異なる名峰を四方八方に見られる町はそうはないと思います。山並みと町並みの調和がすばらしく、町で暮らす人々にとっては癒しであり自慢であり、最高の観光資源でもあると私は強く思うのですが……しかし、それを謳った情報を見たことがありません(このブログに私が書いている以外は)。それが不思議でたまりません。

 

 

「灯台下暗し」という慣用句があるように、町民や町職員、町会議員の方々はあまりにも身近過ぎて何とも思っていないのでしょか? こんな宝の持ち腐れはないと思います。

 

 

 

 

大阪市内から1時間で来られる近さと、この山並みの眺望のことを大淀町の特色として同時に謳い、眺望が楽しめる施設を整備すれば、吉野への観光客・行楽客の(大淀町での)滞在時間や消費額を伸ばすことができ、ひいては移住者や店舗も増えれば、住民にとっても行楽客にとってもより良い町になると考えます。