ベルクマンの法則とは⁈

今回は”ベルクマンの法則とは⁈”です

【ベルクマンの法則】

ベルクマンの法則について、聞いたことはありますか

ドイツの生物学者のクリスティアン・ベルクマンが１８４７年に発表したもので

『恒温動物においては、同じ種でも寒い地域に生息する動物の方が体が大きくなる』というものです。

これは体温維持の関係から生じているとの事です。

ちょっと気になったので日本の都道府県別平均身長を調べてみました

すると、案外寒い地域の方が体格がよさそうです

私は身長が１７３cmなのですが、そういえば秋田では中学、高校の時を思い浮かべると私より背の高い人多かったような気がします

【両親の身長から子供の最終的な身長を予測する】

　両親の身長の遺伝的要素の90パーセントが子どもの最終身長に影響があります。
　日本体育協会（現・日本スポーツ協会）が示しているもので両親の身長を使って、子どもの最終的な身長を予測する計算式があります。この計算式で求められる数字は目標身長と言われていて
　
　男子の場合は、（父の身長＋母の身長＋ 13・0）÷2＋2・0

　女子の場合は、（父の身長＋母の身長－13・0）÷2＋ 2・0

となります。
　これはあくまで予測される最終身長の平均値で、それより低くなることがあれば、高くなることもあります。

【一般的な成長期とは】

スキャモンの発育発達曲線を知っていますか？

この曲線はリンパ型・神経型・一般型・生殖型に分かれており、どの器官がどの時期に成長するのかを示しています。
神経系は生まれて５歳頃までに成人の８０％の成長を遂げ、１２歳までにほぼ１００％まで達すると言われます。
この時期は、神経系の発達が著しく、さまざまな神経回路が形成されていくことで、プレ･ゴールデンエイジと呼ばれる時期になります。この時期に多くの刺激を与える、多種多様な動きを経験させることがとても重要になります。

一般型は身長・体重、筋肉、骨格などの成長を示します。生まれてすぐに早い成長を見せ、徐々に緩やかに成長する時期になり、１０～１２歳頃から一気に成人の能力へと成長を示します。

リンパ型は免疫力を向上させ扁桃、リンパ節などのリンパ組織の発達を示します。急激な上昇を見せ子供の時期に免疫力が高いことを示しています。

この曲線グラフより解ることは、特に９歳頃から１２歳頃までの、神経型はほぼ成人の能力、一般型は安定期、リンパ型は、成人の能力の倍ほどの時期は、すべてのことが吸収可能な特別時期となりゴールデンエイジと呼ばれる大切な時期となります。

次に13歳～16歳頃は一般型の発育が盛んになってきて身長が急に伸びたり体格が男性、女性らしくなってきます。この時期をポストゴールデンエイジと呼び、筋力や体力をつけるのに適しています。

【遺伝的要素に影響する環境要因】

両親の遺伝的要素は大きいですが、得られた最終予測値に良くも悪くも影響を及ぼすのは環境要因になります。

次の環境要因が重要になります。

①食事

②睡眠

③ストレスの少なさ

④適度な運動

【自分に合う栄養、合わない栄養】

環境要因の中でもとても大切になるのが毎日の食事になります。

私たちのカラダの細胞は全て口から食べた物から出来ています。

好き嫌いせずにバランス良く食べて、しっかりと睡眠をとる！これが成長の基本ではありますが、もっと効率の良い方法はないのでしょうか？

実は人間にはそれぞれのカラダに元々合う栄養と合わない栄養があります。

自分自身に合う食べ物（栄養）を成長の時期に効率よく取ることで１００％に近い成長力を期待できます。

基本的には両親からの遺伝から身体の大きさは決定しますが、自身に合った栄養の取り方や睡眠、環境等でプラスマイナス６cmの身長の違いがみられるとの報告もあります。

【自分自身に合う栄養を知るためのDNA検査】

口腔粘膜をDNA検査し、あなた自身の食トレ、食育、遺伝子栄養、健康推進、体質改善、ダイエット、パフォーマンスアップなどを解説、アドバイスするもので、
・どんなメニューで太りやすいか？
・どんな運動が適しているのか？
・栄養を効率的に取り入れるための食べる順番はどうなのか？
・積極的に食べてほしい食材は何か？
・控えてほしいメニューは何か？

生活習慣病遺伝子+肥満遺伝子+肌老化遺伝子１９種類を調査し、
ご自身のカラダの取扱説明書がわかる最先端栄養学になります