【Dr.大久保の健康コラム】腱鞘炎 | 浜松市|肩こり腰痛、偏頭痛はおまかせ「森といずみ整体」

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意外と思われるかもしれませんが、手の指には筋肉がありません。

我々が指を動かす時には手のひらと腕にある筋肉を使っています。それらの筋肉は手首や指の関節をまたいで指先まで「腱」というヒモで繋がっており、そのヒモがずれないように包んでいるものが「腱鞘」です。

指を動かす時、「腱」と「腱鞘」がこすれ合いますが、負担がかかり過ぎると炎症を起こし、「腱鞘炎」になります。



原因は手首と指の使い過ぎで、長時間キーボードを操作したり、楽器(とくにピアノ)の演奏、スポーツや家事などで反復して手指を動かす人に多く発症します。代表的なものが「ドケルバン病」と「バネ指」です。

 

1.ドケルバン病


親指の背側には2本の腱があり、親指を伸ばしたり広げたりする働きをしています。

この腱の腱鞘に炎症をきたしたものが「ドケルバン病」です。

手を広げたり、親指を動かしたり、ペットボトルの蓋を開ける時などに、
手首の親指側にズキズキした痛みが起きます。


 

2.バネ指


指に起こる腱鞘炎で、指の付け根の手のひら側の痛みや腫れをきたします。
指の曲げ伸ばしの際、引っかかりを感じ、ひどくなると指を動かせなくなります。

症状は朝方に悪化することが多いのが特徴です。



治療と予防は、

1、手首や指の安静。テーピングやシーネで固定することもあります。

2、手首や指を温める。

3、痛みに対しては、軟膏や湿布などの外用薬を使ったり、症状がひどい場合は

  ステロイド注射をすることもあります。

4、重症の場合は、手術で原因となっている腱鞘を切開します。


私の知り合いに、YouTubeで熱心にピアノ演奏の動画を送ってくださる方が

いらっしゃいますが、腱鞘炎を起こしていないか心配です。
 

 

【大久保忠俊(おおくぼ ただとし)医学博士・大久保外科/消化器科院長】
大久保外科/消化器科 浜松市中区菅原町16−15(県居小学校そば)
TEL:053-453-4598 FAX:053-453-4975

 


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