「あん」は健康食品。美味しく食べて病気予防
「あん」の代表的な原材料となる小豆は、赤小豆と呼ばれ漢方薬にも使われているヘルシーな自然食品です。漢方の古典「名医別録」によると、「喉が渇く病気を治し、下痢を止め、利尿を図り、腹脹満するを癒し、吐逆を治す」と記されています。これを現代風に言い換えると「糖尿病、下痢、浮腫を伴う病気、肥満などの病気に有効」な食品と言えるのではないでしょう。リュウマチなど関節の腫れを癒すのに、小豆入りハト麦粥が役立つとも言われています。昔の人が産後の女性に小豆粥を食べさせたのは、小豆に含まれるサポニンに産後の血栓を溶かす作用があるからでした。
そんな小豆を多く使った「あん」は、現代人が不足になりがちな鉄分をはじめ、ビタミンE・B類、各種ミネラルを豊富に含んだバランスの良い健康食品です。「甘いモノは体に悪い」と誤解されがちですが、それは偏って摂取し過ぎているから。たんぱく質や食物繊維も多く含まれているなど、古くから日本の食文化を支えてきた「あん」は、日本人の健康も見守っているのです。
100%中の成分(無水物換算地) 煉り餡(あん製品)
たんぱく質(係数6.25) 24.6%
脂 質 1.7%
繊 維 5.4%
灰 分 2.0%
糖 質 66.4%
ビタミンE 14.40mg
ビタミンB1 0.23mg
ビタミンB2 0.08mg
ビタミンB6 144ug
ナイアシン 1.24mg
葉 酸 127ug
パントテン酸 0.45mg
カルシウム 91.50mg
リ ン 314.00mg
鉄 6.72mg
マグネシウム 43.00mg