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患者 天気が悪くなると具合が悪くなります。

私 それは気象病といって耳が敏感な人に起きやすいと言われています。

患者 耳に原因があるというのは初めて聞きました。

 気圧が下がると耳の気圧センサーが働いて体のバランスが崩れたという情報が脳に行きます。一方、目からは崩れていないという情報が行きます。このズレで脳が混乱し自律神経が乱れて様々な症状が出る、という説もあるし、気圧が下がるとポテトチップスの袋が膨らむように、人間の体も膨らんでしまう。そうなってはいけないので耳は脳に気圧が下がったことを伝え、脳は膨張を抑えるために収縮するよう指令を出します。耳が敏感な人はわずかな気圧の変化にも反応してしまい、急激に身体を収縮させてしまいます。

その結果、血管も筋肉も締め付けられて様々な症状が出てしまいます。また気圧の変化そのものがストレスを感じるという説もあります。いずれの説も耳が原因です。

患者 なにか対策はあるのですか。

 気象病が起こる時と同じように気圧が下がってしまう状態が、空を飛ぶ飛行機の中にあります。客室乗務員が日頃行なっている対処法が「耳当て」です。耳当てとは気圧の変化によって違和感を感じた方の耳を手で覆う方法です。気象病の人は耳の血行が悪いため、耳に手を当てることで血行を良くするということにつながるようです。もんだりつまんだり色々やってみてください。朝昼晩、痛みが出ない程度の力でやると効果が出ます。