あさくまの社長を辞めて分かった事 | テンポス森下 商狂老人 百姓経営者 蒲田のドラッカー

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商売道を求めて、さまよい続け、77歳やっと面白くなってきた。
今に見てろと激流に身を投じ50年!
故郷の村は寂れ、田畑荒れ、茶摘み、草刈りに帰るのみ。

あさくまの社長を辞任して、4ヶ月経った。

 

テンポスの社長 幹部  グループ会社の社長、と話す事が仕事の中心になって来た。

あさくまで臨店していた頃は、マネージャー、店長と、急ごしらえの本社スタッフ達が、話す相手の毎日だった。

 

あきらかな違いを感じる

 

テンポス幹部と、あさくまのマネージャー、店長クラスとの違いは、

幹部は、指示、方針に対して行動しようとしているので、私の指示の曖昧なところを、確認することが多い。

マネージャー、店長クラスにたいして、私の仕事は、指示を理解したか、充分伝わったか理解させることにエネルギーを費やしていた。

そこまでやっても、実行しないものだから、指示してもやらない人達にどうやらせるかばかり考えていた。

 

幹部とマネージャークラスの違いは、能力の差や理解力の差ではなく、指示を実行することが、仕事だと理解しているから、指示を間違えないように受けようと、確認を充分にする。

 

そうなると、俺のエネルギーは、理解させることから、方針の内容、企画の内容に振り向ける事が出来るようになる。

ここ1~2ヶ月、気持ちいいのは、話しの合うレベルの人達との会話が多くなって来ているからだと分かった。

 

指示と言っても「結果が出たら5時までに報告してくれ」「結果が出たら、5時までに報告するよう、山田に伝えてくれ」という程度である。

 

組織の一員としての習熟度の違い。

「指示通りやって報告する」

これを感ずる今日この頃です。