さて 塗師屋さん。文化財の漆塗りも手がける漆の専門家ですね。
玄関を入ると甘酸っぱい臭いが漂う。漆は触らなければかぶれない
というが、なんとなく全身に痒みが走る。あごの付近が何となく
こそばゆい。近づくとやはり臭いが強烈だ。どちらかというと銀杏の
臭いに似ている。下地に紅殻を塗って色をつけてから、ハケで漆を
塗って拭き取る。作業自体は簡単だ。紅殻はいわゆる赤さびの元ですね。
これにすすを加えて色を濃く仕上げる。簡単に仕上げる方法です。
材料はこれだけ。熟練の大工さんは自分で漆を塗ったようですが
今でも塗るんでしょうかねぇ。
しかし自然素材を使うというのは今風でいいですね。
国産の漆は今東照宮で大量につかわれているので
中国産だそうだ。はて??
そんなハズはないですよねぇ~~(-^□^-)