5/26(土)。
16時と19時半の回を見るため、八幡山へ。
10・Quatreを見るのは本当に久しぶりで…2001年の「Black Tournament」以来なんです。
岡山にいる間の公演はさすがに行けなくて(>_<)
八幡山ワーサルシアターはこの前のショーGEKIで入ったけど、あの狭い空間で殺陣をやるの???と、実はかなり不安だったり。
劇場に入ってみたら、極力高さを取ろうとしたみたいで、舞台の段差(って言えばいいの?)がなかったです。
一番前の席と同じ高さの床。白いラインで、ここから舞台って感じで。
足が出てると斬られるそうです(笑)
さて、お話はひと振りの剣を軸にしたオムニバス。
殺陣集団なので、言い方は良くないかもしれないけど「殺陣のための筋」です。
ゴロツキが絡んできたり、敵討ちがあったり。
だからと言って内容が疎かかと言うとそんなことはなく、それぞれに惹きつける要素がちゃんとある。
印象的だったのは「月」。
腕のない女が、口にくわえた短刀で男たちを殺していくんですが、とにかく目が怖い。
女優さんが綺麗な顔立ちの人だけに、怖さ3割増し。
2回見たのは、一部キャストが違うから。
見比べてみたいなと思って。
どうしても内堀さんと辻さんの比較になるんですけど、殺陣の感じが全く違うんですよね。
どっちがいいってことではなく。
終演後にご本人にもお伝えしたんですが、内堀さんの剣はすごく重くて、辻さんのは速いの。
漫画的な擬音で言えば、内堀さんは斬ったら「ドンッ!」って音がしそう。
辻さんの場合は「シュッ!」って風を切るような音。
その違いがすごく面白かったです。
当たり前の話なんでしょうけど、殺陣にも個性が出るんだなぁ…と。
あと、辻さんは普通の浪人よりも、「月」みたいにイっちゃってる危ない人の方が合ってるなぁ…と思いました。
「鳥」は任侠もの。主人公が池田さんと鈴木さんのダブルキャストでした。
このお二人の違いは、温度というか色というか…池田さんは寒色系のイメージなんです。鈴木さんは暖色系。「白鷺のお紅」だから、どちらの色でも正解なんだろうな。どっちが出るかってことで。
どちらも凛としていて素敵でした。
他にも思ったことはたくさんあるんですが、ちょっと言葉を探しきれないので、またの機会に。
第二部はショータイム。
とにかく斬る・斬る・斬る。
めくるめく殺陣の世界。
撮影OKとのことでしたので、遠慮なく撮らせていただきました♪
舞台写真って初めて撮りましたけど、面白いですね。
難しさはもちろんあるんだけど、思いもかけない表情が撮れたりする。
こういう機会があるのは本当にありがたいです♪
楽しい舞台をありがとうございました。
次の公演も楽しみにしております(^^)