あなたの周りにこんな人はいませんか?
または、人を見下してしまう、批判する、優位に立とうとする、という自分の性格を認識している方も
この記事をお読みになっているかもしれませんね。
- 心の中で他者批判を頻繁に行う
- 人を見下してしまう
- 人の欠点、短所ばかり探してしまう
- 人に優しく出来ない
- 攻撃的言動を他者に繰り返す
- 自分は正しくて相手が悪いと考えている
- 権力のある人物には弱い
- 周囲へ感謝することが出来ない
何故、人を見下したり、優越感を得るような行動をとるのか…
「自分の可能性を値引きしている」
「劣等感」
が背景にある可能性があります。
自分の可能性を値引きすると言うのは、
「自分は努力さえすれば更に成長することが出来る」
「まだまだ成長の過程であり、さらに伸びていく」
と信じることが出来ないと言うことです。
「自分の力は頭打ちだ」
「これ以上努力したってどうせ…」
このように、限界を無意識のうちに感じていると
他者に対しても「こいつは伸びるはずがない」と批判的に捉えるのです。
つまり、自己の中にある「限界」を認める事が出来ず、他者へと投影し、他罰する事で心を防衛している状態なのです。
他者を批判する人も実は自信がない人が多く
心に余裕があり、自己肯定感が高い方は
他者をわざわざ批判したり、見下す事はしません。
他者を攻撃する人は、
心に壁を作り周りを攻撃する事で
自分の中にある不甲斐なさから目を背けている状態です。
自分が絶対正しい、という価値観があまりにも強く、
周りを利用する事に何の罪悪感も抱かない人は
パーソナリティに問題があるかもしれません。
例えば
自己愛性パーソナリティ障害
反社会性パーソナリティ障害
マキャベリスト
サイコパス
など
これらの特徴を持つ本人がカウンセリングに来る可能性は低く、
被害を受けた周囲の人間が連れてくる、
カウンセリングを受けるよう説得する、などの機会で訪れる事が多いです。
自分の非は絶対に認めない!相手が100%悪いんだ!
と言う可能性は、対人関係では極めて低く(詐欺や犯罪行為は別)お互いに何らかの要因があって問題が起きている場合がほとんどです。
そして、他者を見下す、批判的な方に共通している点は「周囲への感謝が無い」ことです。
自己愛が強く、自分が正しく周囲は間違っているという価値観が強い方本人がカウンセリングを受けて変わりたい!と決意し、本気で取り組めば変わる可能性があります。
(実際にそのような症状を持つクライエントが徐々に穏やかになっています。)
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