月になった妻

月になった妻

H22年4月6日
全国交通安全運動初日に、交通事件遺族になりました
横断歩道を次男を抱いて青信号を横断中に右折大型車に妻を奪われました。
妻は即死、次男は妻が護りかすり傷ですみました。
妻が護った大切な息子たちと過ごしています

次男の授業参観

相変わらずの事だが

成長が嬉しいのと

ちょっぴり妻がここにいない寂しさと

 

まあそれも当たり前の事だと思えるようにはなっている

支援学級で一学期に比べると

見違えるように出来る事が増えている

人前で話し事も出来た

これは嬉しかった

 

ゆっくりな成長かも知れないけど

それも人それぞれと思えばどうという事もない

ただ成長が嬉しい

 

長男は

まだ俺が送迎しているけど

通えるようになりテストもまずは受けてみた

授業参観で迎えに行けなかったので自力下校

こっちも少しずつ改善してる。

子供達も頑張ってる

 

奥さんも見守ってることだし

みんなでがんばるさ

 

 

 

 

 

 

 

私達が与えられた時間の中で

出来る事は限られている

 

限るある時の中で

自分が信じる道を進むことができれば

それはきっと幸せな事

 

何が正しいかなんて

誰もわからない

正しいと感じる事も

時代や環境が変われば

沢山の人が色々な考えがあれば

 

正しさなんて不確定なのもだろう

私達の活動も

立場や見方が変われば

反対の考えもあって当り前の事

 

ただ一つ信じたいことは

誰もが幸せを、日常を

過ごしたいと思う筈だと

 

環境や制度や教育で

小さなルール

個人でもつ、これくらいは大丈夫

そんな意識がある限り

小さな事故が沢山起きて

その上のもう少し大きな事故

最後は人命にかかわる事故が

どこかで起きてしまう

 

当たり前だと思っている日常は

社会に情報が流れていないだけで

毎日死傷者が生まれ続けている

 

国が社会が町が家族が自分が

その危険性を真剣に考えれば

事故は減少する

 

私は誰にも、この経験をしてほしくないだけ

沢山の方達が訴えてきた

私達でこの悲しみを終わりにしようと

その思いを世界中で共有したい

 

私も息子達も、大切な仲間達も

誰かに命を奪わることがないように

 

人が生きる

それが人生

そんな当たり前の事

 

最近色々な場所で講演の機会を頂いて

沢山の方に話をさせていただいて

自分に何が出来るのか

そんな事を考えながらのおはなし

 

皆が理不尽に「人生」を奪われる事がないように

今を何事もなく過ごせるように

我が家の事件を伝えられれば

 

私の話は

事件の内容と凄惨さ

その後に起きる事

 

今を大切に日々を過ごす事、

思いやりを持つ事

 

当たり前のルールを守る事

疎かにしない事

 

伝えて想像してくれる事で、

事件が少しでも減りますように