第12回ダバオ市野球大会 | ダバオ案内所

ダバオ案内所

フィリピン国内で最も安全&快適な町「ダバオ」での観光、ロングステイ、生活情報について
NPO法人 日本フィリピンボランティア協会(JPVA)スタッフが現地からお届けします!

皆さまこんにちは!久しぶりの投稿となります。

 

2月9日、2月10日の2日間、東京吉祥寺ライオンズクラブが主催する第12回ダバオ市野球大会が

カリナンのビリアフェルテ小学校にて開催されました。

 

2006年から開催され本大会は今年で12回目となり、小学校18チーム、高校8チームが参加しました。

フィリピン日系人会インターナショナルスクール(PNJKIS)は両部門に参加しました。

 

運営にはフィリピン日系人会、ダバオ市教育省、ダトゥーウチダ・ディベロップメント・ファンデーションなどが携わり、当日はJPVAの理事を務める内田有亮理事や東京吉祥寺ライオンズクラブの方々もご参列くださいました。

 

    ① 開会式の様子                      ② PNJKの選手達

       

 

当日は天候に恵まれ、快晴のなか子ども達の歓声が響いていました。

楽しそうな子ども達の表情。ハツラツとした動き。選手達に熱心に指示を出す監督の姿。

点が入るたびに大盛り上がりの観客席。大変賑やかで楽しいイベントとなりました。

 

小学校の部はバギオナショナル小が優勝し、高校の部はクロッシング・バヤバス・ナショナル校が

優勝しました。優勝校には現金、トロフィー、メダル、野球道具が進呈されます。

 

    ③ 小学生チームの試合                        ④ 高校生チームの試合

      

    

ダバオ市野球大会は、JPVAの副会長を長年務めてくださった故内田達男氏(※後述)が尽力し、

実現した大会です。フィリピンと日本の友好関係を築くために開催されました。

フィリピンではいまだにバスケットボール人気が根強く、野球のルールを知らない人が多いのが現状です。野球大会をきっかけに野球を経験できる子どもが増えて、チームワークや友情、スポーツマンシップなどを学べる機会が増えていってほしいです。

 

JPVAでは2017年10月にダバオ市教育省やダバオ市の学校の職員の方々を日本に招き、

教育視察ツアーを実施しました。今後はさらにダバオの教育省や学校とのつながりを強化し、

スポーツをはじめ、日比間の文化・教育交流に力を入れていきたい所存です。

 

※内田達男氏は1929年フィリピンのダバオに生まれ。

ダバオ市発展のため、網代顧問と一緒にJPVAを設立し、

設立後はフィリピン日系人会をあらゆる面で支援されました。

2002年にはその功績が認められ、日本人として初めて「ダトゥ・バゴ賞」(ダバオ市最高栄誉賞)を

受賞しました。現在は内田達男氏の孫でもある内田有亮氏(JPVA現理事)を中心に、

ダバオにおける野球の普及活動がおこなわれています。