関西在住、夫、息子、娘
50代サレ妻から会話術カウンセラー
森田めぐみです。
単身赴任中に主人に不倫をされて地獄を味わった私がいろいろな学びを経て、笑顔で暮らせるようになったのは私が変わったからです。あなたが変われば現実が変わります。
【資格】日本メンタル ファンデーション認定コーチ
【保健室登校①】苦しんだ娘がオーストラリアの大学に進学しました
【保健室登校②】苦しんだ娘がオーストラリアの大学に進学しました
【保健室登校③】苦しんだ娘がオーストラリアの大学に進学しました
【保健室登校④】苦しんだ娘がオーストリアの大学に進学しました
【保健室登校⑤】苦しんだ娘がオーストラリアの大学に進学しました
【保健室登校⑥】苦しんだ娘がオーストラリアの大学に進学しました
夫は不倫はしましたが子どもたちにはとても良い父親でした。特に娘には優しい父親で、娘からしたら自慢の父親でした。
夫の両親も仲が良く普通の家庭で育ったのでありのままの子供たちの姿を受け止めることができ
のびのびと子供たちを育てる教育をしてくれました。
一方私は両親が仲が悪くもの心ついた時から父は家にはいませんでしたので温かい家庭で育った
記憶がありません。
そしてダメな部分にフォーカスしてしまう記事にも書いたように私は子どもたちの良い部分をのばしてあげられる母親ではなかったのです。
夫が子供達に言っていたこと。
挨拶をきちんとする。
時間をきっちりと守る。
人が困っていたら助ける。
子供達はそれはできるようになっていました。
私はどうしても子供達にこうなって欲しいと
思いがあったので、怖い母親だったでした。
反対に夫はよっぽどのことがない限り起こらない
優しい父親でした。
でもさすがに娘がダンスとか歌の特化した高校に
行きたいといったときは反対しました。
なまじ頭が良かったので夫もかなり期待していたようです。
でも私たちが反対し、結局娘と相談して選んだ高校が娘にとって合わない高校だった。
そして私たち夫婦との考えとも合わない
学校だった。
その学校を辞めたいと言った時に私も夫も
せめて高校だけはしっかりとしたところを出ておいた方がいい
そういう思いから学校変わったらいいよと娘には言ってあげられませんでした。
そして夫は私と違って娘のダンスと歌のサポートをできるだけしてあげていました。
新しいダンスを学びたいと言ったらその教室を
調べてあげたり、こんなところがあるよといろいろ情報を与えてあげていました。
夫のベースは子供達が楽しそうにして
いたらいい。
好きなことをしていたらいい。
でもやはり夫も大学を出て就職をしたので
その道が一番ベストだと思っていたようでした。
でも高校生活の中でたくさん娘がつらい思いをし
悩み苦しんでいるのを見て
夫は少しずつ変っていったのです。
娘のためにできることは何なのか
娘の選択を増やせるようにたくさんのことを調べ始めたのです。
東京の大学でダンスができる舞台に関われるそういう大学を調べたり
東京でそういう勉強ができる専門学校を調べたり
英語が得意な娘のために英語の特化した学校を
調べたりしてました。
私はそれができなかったんですよね。
ずっと自分が不幸だと思ってたからせめて
娘には幸せになって欲しい。
そしてその幸せは私の描いている世界が
幸せだと信じこんでいたから。
それはどうしてか?
浮気されて文句を言いながら嘆きながらでも
父と離婚しない母を観て育ってきたからです。
そんなに嫌なら離婚したらいいのに。
父が嫌いなら別れたらいいのに。
でも母は体が弱く働いたこともなかったのでそれができなかったのです。
そんな母をずっとみてきて私は自立したい。
夫の世話になるなんてまっぴら御免だ。自立した女性になろう。
そう思っていたのです。
優しい夫と結婚して子供にも恵まれ幸せに
なりました。
でもなぜか不安なのです。私は幸せじゃないとなぜかずっと思っていたのです。
きっと無意識に母のようになってしまう
そんな恐れがあったのだと思います。
母のようになりたくない。
私は母と違って娘を愛情をこめてしっかり
育てる。母とはちがう。
だから娘には良い大学を出て良い就職をして
自立した女性になってほしかったのです。
それが幸せだと思っていたから。
でも夫は違いました。
子供達の気持ちをくみとって
だって幸せな家庭ですごしてきたから。
だからすごく羨ましかったのです。
今はわかるんですよね。
私も両親に愛されていた。両親は仲がわるかった
けど私達、弟を両親なりに愛してくれて
いたこと。
あの頃はすごく夫が羨ましかった。
夫に妬みがありました。
私だけが不幸で可哀想だと。
改めて娘の保健室登校を書いて
思いだしました。
不倫される前の私はダメだったなぁって。
夫の不倫はつらかったけれど
自分の親とのかかわりを見つめ直すきっかけに
なりました。そして私は愛されていた、幸せだとわかるようになったのです。
いまは夫に妬みはありません。
羨ましいとは思いません。
娘にも過剰な期待はありません。
私は今、あるものに満足しています。
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読んでくださってありがとうございます。
感謝をこめて
森田めぐみ



