こんにちはもりまさです。
今回は国とは何かについて考えてみたいと思います。
私たちが安定して暮らせる背景には国の安定が欠かせませんよね。
もし、国が海外からの直接侵略を受けていて戦争中であれば、常に不安や恐怖と戦うことになりますし、大災害の真っただ中であれば復興に力を注いだり、家族や友達の安否を思う機会も増えて来るでしょう。
そんな国が成り立つ背景には何があるのでしょうか。
それは「国=戦争の単位」であるという事です。
国が成り立つためには戦争をして領土を広げて来ました。
境界線を引いて、味方と敵を分けて、その分別から始まり、その境界線の外を制圧していくことで国というものが成り立ってきました。
それは原始時代からずっと変わっていません。
このことは、やるかやられるかの世界でもあります。
そも概念を持って今の世界情勢を見ていくと、見えてくるものがあると思います。
この理論から考えるとつまり戦争のできない国は国として存在が難しいという事でもあります。
なので、先進国であれば、積極的に核兵器を持ちたがります。
核兵器があるか無いかによって海外に与える影響力は大きく変わります。
更に軍事産業にお金を回すことで経済も発展するのでなおさら軍事に力を入れたり、戦争に積極的だったりする国もあるのです。
しかし日本だけは独特な国で、ほとんど海外からの侵略を受けずに2000年余りの歴史を作ってきました。
内部では争いもありましたが、それは天皇を中心としたこの島国の中での調和を目指したものであって海外のような侵略戦争とは異なりました。
なので勝っても負けても結果的には共存しながらともに生きて来ました。
なので、この辺の認識が無意識に強いため私たち日本人からすると、世界情勢に対して対して危機感を覚えなかったりするのだと思います。
しかし世界は日本ほど甘くはない、弱肉強食の世界です。
世界が日本の様に共存を目指して平和的に事を進めれればいいですが、現代でもまだそこまでは到達していません。
世界人類が共存を目指して互いに切磋琢磨していける未来をつくるためには、日本人ひとり一人が個人のことに一生懸命になるのではなくて、自分というアイデンティティーを広げてより大きくそして深い認識を培っていくことがその一歩だと私は思います。