(vol.301) 2024/5/2(木) 緑肥用施肥・5月のように | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

昨晩設置した小動物用檻に何も変化はなく、唐揚げも誰にも食べられないまま。まだ臭いはするし美味しそうなのでしばらくまだこのまま唐揚げを放置して様子を見ていくことにする。それにしてもこの檻の形は昔から変わっていないような感じがする。より効果がある方法はないのか、最新の世界の叡智を結集すれば安価で簡単で画期的なものがありそう、またはこれから出てきそうな気がする。楽しみ。

 

軽トラの荷台にようやく雨除けのシートを設置できた。いざつけようと思うとどこにゴムをかけるのか迷ったが適当でもそれなりにうまくできた。雨が溜まらないよう真ん中が山のようになる器具もセットで購入した。雨が楽しみ。日よけや目隠しという効果もあるので重宝しそう。

 

たまたま近くに止まっていた軽トラにシートがきれいにかぶせてあり、見てみるとゴムをかける場所は荷台下のフック以外にひっかけれる場所をうまく活用していることがわかった。シートの端にあるすべての穴にゴムバンド付けておき、長さを調整できるようにしておけばいいのかもしれない。

 

本日は快晴だったので前日には水浸しだった圃場の水も表面上はだいぶ乾いてきた。

 

まだ土中はぬかるんでいて耕うんはできないが晴れが続く予報が出ているので、この晴れの最終日には耕うんできると考え、午後に施肥を開始。春は全面緑肥(ソルゴー)を植えるので、窒素は反あたり3㎏として堆肥:アミノ酸肥料を7:3の比率で施肥設計した。本日はアミノ酸肥料のみを3反の圃場(火星)だけに施肥したが、手播きなので2時間かかった。いつかは施肥用に機械をいれるかもしれないが、今年は手播きする。手播きすることで圃場の隅々まで自分の足で歩くのでぬかるみが多いところなど、圃場の細部を体で理解することができるメリットはあると思う。まだ圃場には何も植えていないのに動物の糞が2つほど発見されたのでやっぱり緑肥後の野菜栽培前に獣害対策ネット設置は必須かもしれない。そうするとネットを張る面積が必要になるので思っていたより少し栽培面積を小さく見積もる必要がある。どこにどのように張るのか考えていこうと思う。

【今後のスケジュール】

5月4日 施肥(火星)

5月5日 施肥(月)

5月6日 耕うん(どちらも雨前に実施)

5月中旬 ソルゴー播種、覆土耕うん(天気を見て)

6月下旬 ソルゴー鋤き込み(成長具合を見て)

7月上旬 ハウス見積もり、防獣ネット設置

7月中旬 土壌分析、施肥設計

7月下旬 施肥、耕うん、畝立て、太陽熱養生処理開始(月にはハウス2棟設営)

8月下旬 太陽熱養生処理完了

9月~  野菜栽培開始

 

施肥を手播きする上で一番しんどいのは重たい肥料袋を各畝の近くに運ぶこと。それを想定して火星には軽トラックで畝近くにまで入れるよう通路を確保していたが、うまく機能して満足。

 

田んぼでは水が入り、いい感じ。モンサンミッシェルのようにこの時期にのみ出現する水田の中に浮かぶ鉄塔もいい感じ。カメも道を歩いていました。5月はいい季節。農業新聞で知った竹内浩三さんという戦前の天才詩人による「5月のように」という詩。めっちゃ気に入った。

 青空のように
 五月のように
 みんなが
 みんなで
 愉快に生きよう

 

もりちん