トマトの接ぎ木を学び、実生苗も含めて育苗していたが日曜日にハウスチェックを怠ったことで全滅してしまった。日曜日は寒かったものの天気はよかったので、ハウス内はかなり温度は上がっていたものと思われる。水分はそこまでカラカラではなかったのでどちらかというと高温にやられたのだと思う。育苗は水管理、温度管理はかなり繊細にしないといけないことは学んでいたが、1日の開閉漏れで全滅というのには驚いた。その後も水やり、温度管理を実施したが復活の兆しはなかった。やはりまだ小さすぎるので復活できる力は弱いのだと思う。今回、苗を育てる難しさを学んだ。
大事なのはやってしまった後悔、叱責より、切り替えてこれからどうするか。トマト苗を買うのか、他品種にするのか、間に合うのか、修正できるのか、利益は出るのか、同じことを繰り返さないためにできることは何か、考えるべきことやるべきことはたくさんある。でも悔しさも忘れてはいけない。大切な赤ちゃんたちを失ってしまった。
一方で、ニンニクは冬を越し、だいぶ強くなっているが、暖かくなってきたことで雑草も増えてきた。特に透明マルチの畝は雑草がひどいのでこの冬一番のピークを越えたこのタイミングで透明マルチを剥がして除草することにした。雑草を引っこ抜こうとしたら根がしっかりと張っていて土が取れてニンニクが見えてしまうので、鎌で一つずつ取り去ることにした。かなり手間だったので黒マルチの方がよかったと思う。でも透明マルチの方が根が張られていて強いとは思う。
ジャガイモの春植え。浴光催芽をしていた種芋がしっかりと芽が出てきたので、50gサイズに切り、切り口には消毒のために石灰を付け、芽は下向きにして深めに植えた。株間は30㎝、一条植え。マルチバーナーで穴を開けたけど、マルチの上にところどころに水が溜まっていて穴あけがうまくいかなかった箇所ができてしまった。事前にマルチの上をチェックして水が溜まっている場合は小さな穴を開けて水を抜くこと。
データ活用の授業では参考になるお話を聞くことができた。
・プロジェクトは立ち上げ時は盛り上がるがトーンダウンするのは必然。初めの段階で仕掛けや仕込みを考えておき、年間通じて飽きさせない仕組みを作っておくことが仲間を増やすことにとって有効。
・いろんな情報を入手していくには、ネットで調べるだけではなく、面白そうな人を見つけたらその人のイベントに参加して、リアルで会う方がいい。影響力のある人とつながるとどんどん世界が広がる。
・農業系以外の情報(ビジネス書やマーケティング)も役立つ。
・JA青年部などに加入することで有効な情報を入手できる。
もりちん