5月の気持ちいい快晴が続く京都。
昨日はそんな中、京都駅ビルへ行ってきました。
春の高校バンドフェスティバル
通称「駅ビルコンサート」
京都駅の大階段にステージがあり、それを見下ろす形で観客は大階段に座って鑑賞します。
演奏の写真、ビデオ撮影は一切禁止
高校生なのでプライバシー保護。
残念なことに痴漢まがいの撮影をする人もまぎれ込むそうです
出演17校中、娘の学校はプログラム1番
20分前には着いたものの、その時にはかなり上段まで席が埋まってしまってました
仕方なく後方の太陽がガンガンに照りつける場所に座り鑑賞。
娘達の演奏は準備不足が否めない感はありましたがまぁ楽しそうだし良いでしょう
新入生と2年生という新しい体制での初めての演奏会。色々と苦労もあったでしょうが、なんとか動き出せてるようで見ながらほおが緩みました
予定では娘達の演奏後、中抜けしてまた途中から聞こうと思ってたのですが、一度抜けたら座る場所をまた探さなきゃいけないし…
聞き始めたら、各学校のカラーが出てそれぞれ面白く、結果3時間半ずっと聞いてました
マーチングで名高い「京都橘」や「京都明徳」の演奏は、普段ドリルを見慣れてない私
「すごっ!」
と感嘆
毎回演奏後に「ブラボー」
の掛け声のかかる「京都両洋」は音楽の楽しさをみんなが全身で表現してて、こちらも楽しくさせてもらいました。
こういった私立の有名校は人数も多いし、上手だし、何よりステージ慣れしてるので、もちろん見応えはあるのですが、今回感じたのは
公立高校だって頑張ってるじゃなーい
人数が少なくても、楽器が古くても、演奏を工夫したり、それぞれの学校らしさがあり、全プログラム楽しく聞けて高校生の素晴らしさを感じました
そしてもう一つ感動したのが、運営を手伝っていた高校生の素晴らしさ
両洋高校の吹部の子たちだと思いますが、他校の演奏中もノリノリで手拍子、掛け声
最初から最後まで音楽の楽しさを感じ、表現しながら演奏会を盛り上げてて…
こういう姿勢は普段の部活動で作られたものなんだろうなと感心しました。
京都駅という場所柄、通りがかりに目にする外国人の方も多く。
演奏後、観客としてもう一度見に来た娘、近くで見ていた外国人観光客に
「これは今日だけのイベントですか?」
と聞かれ、そうだと答えるとガッカリしてたそうです。
日本の高校吹奏楽レベルはとても高いと聞きます。
純粋にそれを見て聞いて楽しんでもらえて、日本人として何だか嬉しい話しでした。
3時間半、直射日光を後方から受けつつコンクリートの上に直座りは大変でしたが高校生のパワーをもらえていい1日でした