お早うございます。
和菓子屋の三女で、英語講師のもりちゃんです。
《花よりだんご》
お花見しながら、お団子や和菓子もいただきましょう。
4月は、和菓子セミナーで、美しい【菜の花きんとん】を作っています。
【和菓子 きんとん】とは?
留学のため中国へ渡った僧が持ち帰ったといわれる「こん飩(とん)」から、きんとんになったといわれます。
あん玉や求肥を小さな芯として、その周りに、練って裏ごししたそぼろ状のあんをまぶした御菓子です。
芋や、白いんげん、餡子、栗を原料にもしていて、和菓子界では、きんとん製とも言われます。
きんとん製は、餡玉を煉切(注1)や求肥(注2)で包み、そのまわりに網でこしてそぼろ状にした餡をつけた菓子をいいます。
そぼろ餡が潰れないように、餡玉は手で持たず台の上に置き、箸でふんわりとつけていきます。切ると美しい断面が現れます。
日本の芸術ですね。🌸
(注1)餡に求肥や山芋などを加えて煉りあげたもの。
(注2)白玉粉に砂糖を入れて蒸し、練り上げたもの。
おせち料理に用いられる栗金団とは全く別の和菓子です。
私は、やっぱり《花よりだんご》💖
by 練り切りアート認定講師 森下幸子