水害から都民の命と暮らしを守る❗️国内最大の地下調整池事業

【環状七号線 地下広域調整池(石神井川区間)工事シールドマシン発進式典】




小池東京都知事・石川都議会議長・当該自治体区長・多くの工事関係者の皆様がご臨席のもと、

環境建設委員会委員として、来賓としてお招きを頂きました。



環境建設委員会の会派のメンバーと


近年激甚化する豪雨対策として、東京都では地下調整池の整備を進めております。

平成25年に一度だけ満水になったとの事で、先の台風19号においては、この貯水池の9割まで水が来たとの事ですが、地下調整池の整備により、かつて浸水被害に見舞われていた地域の浸水を防ぎ、

都民の命と暮らしを水害から守る上で、とても意義のある事業であると実感いたします。


地元呑川においても、重点整備8河川に選定され、豪雨対策の一層の強化が予定されております。


環七神田川地下調整池第1期工事が完成して約20年

、今回は石神井川区間の約5.4kmの着工。令和7年完成予定。

妙正寺川から、環7通りや目白通りの地下を通り、石神井川まで。

完成すると国内最大の地下調整池となります。



13.45mの泥水式シールド掘進機

都道の道路の下を、シールドマシンでトンネルを掘り進めていく。


工事用エレベーターで地下30m地点まで降りて




シールドマシン工事の現場を視察させて頂きました。


削った土と、地下水が混じった、ドロドロの汚泥の状態で掘削して、地下水だけオレンジのパイプで抜き取って、水は循環させて、泥だけ搬出を行う。




満タンんになった水は、4つのポンプによって、最短48時間で、川に戻す事が出来る。


地下43m、ビル14階に匹敵し、完成すると国内最大となる地下貯水池は、神田川・白子川・石神井川と、相互に局地的な集中豪雨が降った場合でも、降水を分担し合う事で、より安全性が増すとのご説明を頂きました。


「合成セグメント」と言われる円弧形状のブロックを組み合わせて作ります。

記念に、ブロックにメッセージを記入させて頂きました!




現場で作業に当たる皆様の安全と無事の完成を心より願っております!


東京都を水害から守り、地域住民の安全・安心、命と暮らしがしっかりと守られるよう、

都と国・近隣自治体とも連携を図りながら、整備に取り組んで参ります!