図書館デーの予定が月の最終金曜日は休館日という事をすっかり忘れて、ふられて帰宅。Kindle Unlimited本もサクサク読んで入れ替えております。読みやすいのしか読めなくなっている私…
いつもYoutube動画をあれこれ耳読しているのですが、聴くものがマンネリ化してきたので、今日はYoutubeの朗読を耳読しながら家事をしておりました。「朗読」で検索して短めのものを2篇、元アナウンサーの女性でしょうか、低めのとても落ち着いた声で、内容がしっかりと伝わりました。小説はほとんど読まないのですが、結構面白いですね
【海渡みなみの朗読アラモード】
『握った手』(坂口安吾)1954
こんな男ヤダな…というのが率直な感想。自意識過剰過ぎて気持ち悪い。それに比べて彼女2人、特に心理学に夢中な女の子は良かった。
『老人』(永井荷風)1950
映画のワンシーンになりそう…(小津安二郎の『東京物語』みたいな?観てないけど)主人公の67歳男性、妻を亡くし、1人残された姿は今でも十分共感できる内容。さらさらと達観とも諦めともつかない、寂しげで余韻のある終わり方でした。
坂口安吾も永井荷風も読んだ事ないですが、昔風の言葉遣いが心地良いです。