「どうしましょうか、このあと」
と、男が尋ねたので、
「映画、見ません?」
と、玲子は答えた。

 もう一、二年も映画館に行っていなかったと、男と会うことになったとき、気がついたのだ。
「映画ですか」
 男は意外な選択肢を聞いたというふうだった。
「映画は、ヘンでしょうか」
 初めて会った相手と映画を見るのは、ヘンなんだろうか。かといって、喫茶店で二十分ばかり出会って、では、さようなら、というのも心が残る。しかし、会話もこれといってはずまない。この男が美味しいレストランを知っているとも思えないし、正直なところ、そういう場所がそぐわない人のように見える。だとしたら、やっぱり映画しかないんじゃないだろうか。
「別にヘンじゃありませんが・・・。じゃあ、映画にしますか。なにか見たい映画は?」
「とくに」
「この時間、ちょうどいい映画でいいですか」
「ええ」
 二人は喫茶店を出て、夜浅い新宿の街を歩いた。伊勢丹裏の映画館の前で上映時間間近の映画を見繕ったあと、男は近くのチケットショップで映画の券を安く手に入れるという。それは男にとって当たり前のことのようだった。


 オフホワイトのカシミアのコートにヒールを履いた玲子は、黒い革ジャンにくたびれたジーンズの背の低い男と並んで歩くことに違和感があった。これまで玲子と並んで歩いたのは、背が高くジャケットを着た夫だった。しかし、夫は映画館が嫌い、夜の新宿の裏通りは歩かない。いつだったか、夜の歌舞伎町に行ってみたいと玲子が言って夫はしぶしぶそれにつきあい、酔っ払いが近づいてきたとき、だからこういうところは嫌いなんだ、と吐き捨てるように言った。何を好んで、妻がこんなところに来たいのか、その気がしれない、というふうだった。この街を舞台にした小説がいくつもあることを言っても、ストーリーや登場人物の魅力を言っても夫は全く受け付けなかった。夫は小説というものを軽んじていた。
 だから、この男に惹かれた? 哲学も政治も文学も教育もお笑いも等値として心の中にあると思えるこの男に? それなら、くたびれたジーンズや欠けた前歯におじけをふるわないことだ。玲子は、男が割引チケットを購入するのを店の外で待ちながら、そんなことを思っていた。


お正月の土曜だというのに、雨が降っているというのに、お弁当を持って(にらみそ入りおにぎりとかね。どういうわけか、おうち御飯のほうがおいしいと思うようになった。ただいま、目下、ではあるけれど)、某社に出かけた。もちろん担当者はいなくて、自主的にごそごそ、というのんです。

そ、そして、ロビーですっころんで、足を捻挫(?)してしまった。
ボキッじゃなくて、グチッだったから、捻挫だと思うんだよね。
履き倒しているブーツの底がすべりやすい、大理石の床はすべりやすい、雨の日はすべりやすい・・・・・・のだということで・・・・・。それから、もちろん運動神経も鈍いですし(自爆)
救いは、見てたのはロビーに立ってる警備員さん一人だけ、かつパンツルックだったということでしょうか。

それが午後3時半頃。捻挫なにするものぞと作業を続けたが、午後7時半頃になると痛みがふくらはぎまで上ってきたような気がしたので帰ってきた。


よっぽどタクシーにしようかと思ったが、地下鉄乗り継いで・・・。
乗り継ぎ駅でずずずずっと歩かなきゃいけないのにぃぃ。つまんないとこでケチなんだからぁぁ。
がまんして歩いていたら、どんどん痛みがひどくなって、薬屋さんに寄って帰ってきたら、もう歩けませぇん、つう感じでありました←ちょっと大げさ(^_^ゞドモドモ

連休で整形外科はお休み、火曜まで家でシップをはっておくしかない(再泣)
来週の取材や打ち合わせは足をひきずりながらになってしまう・・・・・・。かっこわるぅぅぅぅ。

風邪と捻挫で始まった新年、雨のち晴れの一年でありますように!

 毎日楽うま!冬おかず

暮れに、このムックをいただいた。

娘に「おせち」号をわたして、珍しくwこれは手元に。

『「あと一品」にお答えする5分10分副菜BOOK』という別冊付録もついていた。

この中から、今晩は「にらみそ」を作ってみた。
orange  材料(2人分)

 にら            1/2束(約50g)

 しょうがのみじんぎり  小さじ1
 調味料

  みそ 大さじ1強  みりん 大さじ1/2  砂糖 大さじ1/2

 ごま油    小さじ1

にらは幅3mmぐらいの小口切り。フライパンにごま油としょうがを入れて中火にかけ、香りが立ったらにらを加えて炒める。しんなりしたら調味料を加え、とろりとするまで混ぜ合わせる。


おせちやお肉でちょっと胃がしんどいかも、の身には、とってもおいしかった(^^v



niramiso

つぎは、「れんこんのかば焼き風」だな。

コレステロール値が高いMのために???

いつかテレビで見た、うなぎの蒲焼きに似た味になる野菜料理は、これだったのではないか、という興味から???

作ったら、報告します(^_^ゞドモドモ

BA‐BAHその他

新年はじめての「読書酩酊」をどの本にしようか、咳き込みながら三日四日迷っておりました。

ええ、古い人間ですので、年のはじめには、このようにこだわってしまうのです。


橋本治著『BA-BAHその他』にいたしました。

大変わたしらしゅうございませう?

あんな意味でもこんな意味でも。


14作の超短編から成る1冊。

1日1作ずつ、このブログになにやら書きつけるやもしれず書かぬやもしれません。


冒頭の作は「関寺小町」。

<これは、渋谷の辺りを徘徊いたす、少女にて候。老女にはござらずして候。

 咲く花は雨に打たれ、色衰えて骸となる。そよぐ柳は風になぶられ、木枯の時、しおれしなびた鞭となる。

 ビルの空高くして、排煙は地に低く休らう。坂を行き交う人の群れ、なにを見てなにも見ず、過ぎ行く冬の師走なり。>


ほら、もう、この上ないわたくし好みでございませう?

感想も評のようなものも、(いまは?)書く気にはなりません。


三島由紀夫の『近代能楽集』の中の「卒塔婆小町」ももう一度読みました。

 近代能楽集

Yahoo!ニュースから。


<芥川賞>
     年齢   候補作            候補回数
青山七恵23  「ひとり日和」(文芸秋号)     初
佐川光晴41  「家族の肖像」(文学界12月号) 5
柴崎友香33  「その街の今は」(新潮7月号)  初
田中慎弥34  「図書準備室」(新潮7月号)   初
星野智幸41  「植物診断室」(文学界9月号)  2


<直木賞>
池井戸潤43 「空飛ぶタイヤ」(実業之日本社) 初
荻原 浩50  「四度目の氷河期」(新潮社)    2
北村 薫57  「ひとがた流し」(朝日新聞社)    4
佐藤多佳子44 「一瞬の風になれ」1~3(講談社)初
白石一文48  「どれくらいの愛情」(文芸春秋)  初
三崎亜記36  「失われた町」(集英社)       2


直木賞は北村薫さんかなぁなんて、下世話なことを。


池井戸潤さんという方を初めて知りました(^o^;)

銀行ミステリーといわれるジャンルらしくて、wikiでみたらずいぶん著書が多いですね。


しかし、三崎亜記さん、候補になるのが3作目で、もう2回目なんですね。

ちょっと意外な気がします。

帰りの飛行機の中で風邪を引いたようだ。

といっても咳が出るだけで特別しんどいことはない。

イタリアから帰ってきたら、即仕事だ!と思っていたけど、世の中は暮れ、そういうわけにはいかなかった>当たり前? 

年賀状やら大掃除やら、お正月の用意やら・・・・・・。


やっと元旦になって、これで落ち着いて仕事ができると、ほっとする(^o^;)

咳込みながらφ(.. )カキカキ 

去年まで数年、風邪を引いたこともなかったのになぁ。

たるんでるのか、そういう年齢であるのか。

新年明けましておめでとうございます。

今年も、皆様にとって(そしてわたくしにとっても(^_^ゞドモドモ)

よい年でありますように。



                              nenga5  


(6)Rome 06.12.25 


バチカン ---サン・ピエトロ大聖堂と広場---


今日も青空(^^v 朝9時30分、バチカン市国です。
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↑キリスト誕生の場面を人形で表したX'masならではのこんなオーナメント?が、ミラノやフィレンツェの大きな教会の中にもありました。

バチカンのは戸外にあって、さすがに大きく、サンピエトロ広場が狭く見えました。


↑赤い垂れ幕(--;があるところは、ご存知ローマ法皇がクリスマス恒例のスピーチをする場所。修学旅行風?の女子生徒たちが、法皇のお出ましを願って?赤い幕を見上げて歌っていましたが・・・。


bachi3
←バチカンのイケメン(x_x)☆\(-_-メ)バキ

  それならそれで、アップで撮るように(^_^ゞドモドモ


なお、25日のミサは、9時、10時半、11時半(?)、1時、4時、5時だったかと思います。椅子に座って参加するのはミサ券がいりますが、後ろで立っているなら誰でも。

夕方また戻って見るつもりでしたが、テルミニ駅の地下スーパーでお土産を買っていて、体力と時間が・・・・・・でした。

でも、いろんな教会で、たくさんミサは見たし聞けたし。

ひとつ、とても残念だったのは、システィーナ礼拝堂とバチカン博物館が開いていなかったこと。Mが未見だし、私はもう一度見たかった場所なので。

サン・ピエトロ大聖堂は威風堂々があふれすぎて、私は威圧的な雰囲気を感じます。

世界に君臨する!という意向が見え隠れして(他のドゥオモや教会とは違って)、前回も今回も建物の中の彫刻にあまりホレボレはしなかったのです。『ダ・ヴィンチ・コード』という小説が生まれ、そして大ベストセラーになった背景(キリスト教の権威主義、とでもいうのかな)を見るような気もいたします。

聖堂の中の彫刻よりも、同じ宗教をパトロンにしているとはいえシスティーナ礼拝堂の彫刻や絵画、それに建物自体もどれだけステキか・・・・・・と、思うのであります。


バチカン市国を出て裏道を東に向かって歩いたら、今度は地図に教会の印さえ載っていない教会がありました。

こぢんまりとした教会で、なんともアットホームな雰囲気のミサを聞きました。



ナボーナ広場


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教会と観光スポットを除いては、どこもひっそりしている25日に、一箇所だけ?フェスティバル気分になれる場所が、ナヴォーナ広場・・・のようです。

↑左右に屋台が並んでいる広場の中央に、噴水とメリーゴーランドがある。この雰囲気、好きだなぁ。ヨーロッパの児童文学のひとつの風景だったりするのかな。なお、四大河の噴水は修復工事中でした。

←これは、お菓子屋さん。ほかにX'mas用の飾りだとか、そうそう、魔女の人形だけを売っている屋台もありました。箒に乗ったおばあさんの魔女だとか、ロッキングチェアで編み物をしている魔女だとか・・・。造りは雑だけどすごく安いし(4ユーロぐらいから)、よほど一体買おうかと思ったのですが、私の未来を見るような気がして(爆)、結局やめてしまいました。


ナヴォーナ広場の南側にある立派なサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会に入って、また、ミサを聞き、パンテオンに向かったのですが、25日午前中は開いているというのは誤情報だったようでガックリ。

お決まりのトレヴィの泉でコインを投げて・・・・・・、最近は2枚投げれば愛する人と結ばれ、3枚投げれば悪縁を切れる、という説があるそうですが、由緒正しく1枚だけにしました。えっと・・・・・・、10円(x_x)☆\(-_-メ)バキ


スペイン広場前のブランドショップ、全部クローズド、トラットリアがちらほら開いていたのでランチ。

階段を登って、骸骨寺から「聖テレーザの法悦」があるサンタ・マリア・テッラ・ヴィットリア教会へ。

いつもはどうなんでしょうか。この日は午後1時から3時30分まで教会が閉まっていました。シエスタなのですね?、きっと。

共和国広場の北側にある、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会はレンガ風の茶色い教会で、中世風の小さな中庭があって、なんとも歴史を感じます。「ディオクレティアヌス帝時代に浴場の跡を利用して建設された。その構造をいかしてミケランジェロが設計し、ファサードには遺跡の壁がそのまま使われている」と某ページにありました。なるほど、ナットクです(下に動画があります) 。


X'masの教会の鐘の音と中世風中庭

アメブロは動画用サイトもあるのですが、うまくできなかったので、こちらに。

http://pub.idisk-just.com/fview/5OlSzFx_aRwfeOmJa3J0taK_djzGU2XdUIrjJqSG1gQlZI9OYArpgnvQSN1vO9ppIyzfp9DInXU

ひとつめのファイルは、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会の鐘の音と中世風の中庭、

もうひとつは、その教会の前にある共和国広場です。

でも、あまり期待しないで見てください、デジカメだし、腕もよくないし。


というわけで、マイアルバムを兼ねたクリスマスのイタリア簡単報告でした。

人物入り傑作・駄作がアップできないのがザンネン(^_^ゞドモドモ


なんとか年内に終わらせましたw


どうぞ皆様、よいお年を!

(5)Rome 06.12.24-25  


24日午後 コロッセオ
colo 日没の1時間前まで見学可。12月(冬期?)は3時30分までに入場と聞いて、「走れメロス」のように、走って走ってセーフ。


「クォ・ヴァディス」だとか「カリギュラ」だとか、

むかぁし読んだ小説や戯曲が記憶の底から甦って

目の前の光景と重なり、感動もひとしお。


↓コンスタンティヌス凱旋門とコロッセオ
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コロッセウムのすぐそばにある(切符は同じ)古代ローマの遺跡群「フォロ・ロマーノ」の入場も3時30分までということで(閉場は4時30分なのにぃ)、中は見られませんでした。


foro

夕暮れの中、入れなかったフォロ・ロマーノの南の端をせめて写真に。

この写真は、映画「ベン・ハー」の大戦車競走のシーンみたいに(映画はセットだったようですが)戦車を走らせた場所「チルコ・マッシモ」から撮りました。


サンタ・マリア・イン・コスメディン教会を経て、「真実の口」に行き、Mは「ローマの休日」のG.ペックのあの仕草を一応お約束風にこなしw、フォロ・ロマーノの遺跡が外からときどき見えるひっそりとした通りを歩く。

あっというまに日が暮れました。5時すぎだったでしょうか。


夕闇の中、前庭の広い明るい趣きの教会(地図にも名が載っていない)を見つけて遠慮がちに入ると、神父さんが一人で歌っていました。

明日のミサの予行演習? 信者が誰もいなくても、時間になればミサをするの?

一人朗々と歌うその声にうっとりして、旅は道連れで一行6人になっていた私たちは、このあと教会を見つけるたびに入るようになりました。

どっぷり暮れたローマの街の南から北に、歩いて歩いてカンピドリオの丘に登ると、遺跡が一望に見渡せました。絶景のビューポイントで、一行6人、しばし無言で見惚れます。
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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂前のヴェネツィア広場につくと、三日月がぽっかり。いい写真ではないのですが、左に。

この記念堂は新しくて、地図にも名前が載っていなくてもなんとも趣のある教会や建物に比べると、落ち着きがなく思えるのでした。



ヴェネツィア広場から裏道を抜けて、ナツィオナーレ通りに。

ナツィオナーレ通りは、ローマの原宿といわれるらしいヴェネト通りのような洗練された通りではありませんが、古くからの大通りらしい佇まいで、おしゃれな紳士もののショップが目に付きました。

その途中で、また教会に、そぉっと入ると、ミサをやっていました。

立派な、古い、由緒ありそうな教会なのに、地図には名前がない。

ローマってすごいんだ!と、二度目の旅で実感する、なんて呑気な。


ナツィオナーレ通りを南西から北東に歩くと共和国広場に出るんですが、その手前の左角にローマ三越があります。

25日のローマはどこもお休みと聞いていたので、三越に期待していましたが、地元のお店だってまだ開いているところもある(閉まりかけていましたが)24日の夜6時すぎ、もう閉まっていました。いえ、お休みのようでした。嗚呼、ほんとにぃ。日本企業だろっ。日本的クリスマス感覚で24-25日も開けておいてよね、と、20代から60代までの5人の女性たちは口々に不満を言ったのであります。


共和国広場を抜けて、テルミニ駅へ。

無事、メトロの切符も買いました。前回、ひったくりに遭いそうになったので、メトロは嫌だったんですが、6人いれば怖くない?

切符はバスと共通で1回券1ユーロ(75分まで。バスと地下鉄の乗り継ぎも可)、1日券4ユーロですが、25日は地下鉄は午後1時までしか動かないのよ、ハレホレハ。バスは午後1時から4時の間は運休、なのだそうであります。

ヨーロッパのX'masは日本のお正月のようなものとよく聞きますが、それなら初詣用臨時便も・・・というわけではないのでありますね(x_x)☆\(-_-メ)バキ

(4)Firenze 2006.12.22-23


ドゥオモ
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『冷静と情熱の間』のラストシーンでいっそう有名になったそう(読んでません、映画も見てません)。

階段で上に登ると、街が一望できるそう(--;)

私は、その時間、髪を切っていました(^o^;)

この発想が「ローマの休日」であると気がついたときは、さすがに恥ずかしかった。

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ウフィッツィ美術館

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ウフィッツィ美術館はコの字型になっていて、この両側が美術館。

翌朝、鑑賞しました。

ボッティチェッリの「春」「ヴィーナスの誕生」、ダ・ヴィンチの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖家族」、宗教改革で有名なルターのあの肖像画などなどなど(--; 美術史に出てくる絵画が一部屋に2作も3作も・・・。いまさらながら、メディチ家ってすごいデスね。
ufi2 それにしても、宗教画がやまもり!

よく飽きずに、同じテーマをこれだけ描いたものだと

無宗教の輩はひたすら感心、

ちょっと飽きれる(x_x)☆\(-_-メ)バキ


左の画像は、ウフィッツィ美術館の一画から

ヴェッキオ橋を臨んだ景色。

美術館のこの一画で外に向かっての撮影だけOK。





トラットリア・ボルティーノ
fi-lu ヴェッキオ橋を渡ってピッティ宮殿に行き、帰りにランチを。通りの奥まった場所にあるこのお店は、地元の人たちで賑わっていました。みんな顔見知りで、老いも若きも談笑しつついい雰囲気で食べてる。

ばっちりお化粧してドレスアップした老婦人が一人、いつもの席でランチ。ほかに用はないけど、この昼食のためにドレスアップ?そんな感じがしました。

ビスティッカ(Tボーンステーキ)のセットが9ユーロ、日替わりセットが6ユーロと「るるぶ」にありましたが、結局30ユーロあまりになっちゃった。ミラノ風カツレツ(わらじの1.5~2倍の大きさ)と生ハムメロン(日本とは違う豪快さ)は、ミラノで。

ヴェッキオ宮殿前のダビデ像
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日本人男性が優越感に浸れるらしいwダビデ像。

下品になるのを抑えたのであろうと思われるのですけど。

なお、この広場にあるのは、レプリカ。

本物はアカデミア美術館に。

ダビデ像の後ろにあるヴェッキオ宮殿はいまは市庁舎になっていて、右に見えるのがウフィッツィ美術館。



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ヴェッキオ宮殿からドゥオモに向かう大きな通りのX’masイルミネーション。

そういえば、ヴェネチアのイルミネーションは、こういう空中型がほとんどでした。町内会wの自治が行き届いていて、お向かいさん同士仲がよくないと、こういう飾り方はできないような。

 

 




付 フィレンツェの地理が気になる方に (「るるぶ イタリア」より)
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