四日市市では、指定避難所へのWi-F-の整備を進めています。
多くの調査において、災害時の情報入手手段として、近年、スマホ(防災アプリ、SNS等)を利用する方が大きく増えているという結果が出ており、その傾向は若い世代で顕著となっています。
こういった背景から、長期間滞在する可能性がある指定避難所でのWi-Fi環境の整備の必要性は高まってきています。
ただし、全国的に見て、避難所へのWi-Fi整備はまだまだ進んでいないのが現状です。
四日市市では、昨年度から全ての指定避難所へのWi-Fi整備を進めています。
本市には、118ヵ所の指定避難所がありますが、今年度中〔今月末まで〕に、全ての地区市民センター(24ヵ所)、市立小中学校(59校)、その他、総合会館や文化会館等の市関係施設(18ヵ所)へのWi-Fi整備が完了する予定です。
また、県立高校(10校)、県立北勢きらら学園については既に三重県がWi-Fi整備を終えており現在、三重県と運用方法を調整しています。
それ以外の指定避難所においては、北勢公設地方卸売市場は令和5年度での整備を予定しており、私立学校(5校)については未整備の学校もあることから各校と調整を図っています。
指定避難所へのWi-Fi環境の整備は、災害・避難情報の収集だけでなく、関係者との連絡を取る際にも必要なインフラとなりますので、出来る限り早期に全ての指定避難所へのWi-Fi環境の完備を図っていきます。
≪四日市市:地区別避難所情報≫
https://bousai2.city.yokkaichi.mie.jp/home/02_hazard_map_hinanjyo/02_hinanjyo/index.htm