さて、現代の天才殺し屋こと「ファブル」、そのメンバーなのか本人なのか、
不思議な男、佐藤アキラと佐藤ヨーコの嘘兄妹が、即一酸化炭素中毒のアジトのボスから指示を受けて、
大阪に移住することになったわけなんですが、
その移住先が、ここです。
う~ん、なんだろう。
稀代の殺し屋を匿う、大阪のヤクザ、そういう設定にしては、庶民的に過ぎるとは思いませんか?
あえて、庶民的な家を準備したというよりも、もう、いっぱいいっぱいでこういう物件しか持っていない、そういう感じです。
なぜなら、こういうごく普通の物件ですら、暴対法以降はですね、借りることも所有することも難しくなっているからなんですね。
もはや、ヤクザ組織の物件、そういう設定すらメルヘンになりつつあるのが日本の状況なんです。
これについては、市民派の宇都宮弁護士ですらサジを投げています。
人権問題に詳しい宇都宮健児弁護士は「暴力団対策法がある限り、反社に対する制限は合法になってしまう」と指摘する。
「暴力団の構成員らに対する生活権などの制約は、根本的には憲法違反ですが、暴対法や暴排条例によって合法化されています。」
どうなんでしょうか、反社にはガスも供給してはいけない、だからオール電化にしろ、とこの記事では結論づけています。
ですが、そのうち電気の供給も止められてしまうかもしれませんね。
なので、真黒住宅はヤクザの所有とかではなく、誰か別名義で所有しているか、賃借していると考えるのが無難ですね。
この真黒住宅、2階建ての四角な建物と、平屋の建物に分かれていますね。
この2階建て住宅の方を、兄としての佐藤アキラ、そして平屋住宅の方を、妹としての佐藤ヨーコが住むことになりました。
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