グラップラー刃牙の地下闘技場に関する建築的考察 3 | 建築エコノミスト 森山のブログ

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グラップラー刃牙の地下闘技場に関する建築的考察 5 最終章


前回までの歴史的考察で東京ドームがどういうものかは、
大体理解できたかと思います。

戦後職業野球専用球場として国から払い下げを受け出資をつのり、
正力松太郎が最大の出資者であったため、巨人のホームグラウンドとなりましたが、
読売巨人軍のモノというより、本当に元々水戸藩のモノといったイメージの方が強い施設だったんですね。

で、歴史はもういいから、刃牙の地下闘技場はどうなっているんだ!
ということについてです。

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これが東京ドームの平面図です。


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グラウンドの両翼が100メートルといわれていますから、白い屋根の部分は大体200メートル角です。
200m×200mで4万平方メートルですから、周囲に張り出した屋根部分を入れて4万6755㎡ということなんですね。

で、これが断面図


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竹中工務店の公式ページや、当時発表された建築専門誌によるデータでも地上6階地下2階といわれています。

断面図を見る限り、完全に地下2階というわけでもなく、地盤面をどこで見るかによっては半地下状態のところもありますね。


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地下闘技場についてなんですが、闘技場のリングは8角形で10メートルという記述があります。
そして収容人員1500人というところから、各辺200人弱で階段状に観客が入場できるとすると、
こんな感じですね。


で、これが東京ドームの真下にあるとして
同スケールでと置いてみると、、
赤い部分

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そのときの断面図は、こうです。
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確かに、地下6階くらいのところに設置できます。
そして通路から地下二階にEVで上がるということも可能です。


でも、これはいつ工事したのでしょうか、、
ドームの工事中に秘密に設置というのは不可能ですよね。
現場で働く人たちのすべてに緘口令を敷くというのは困難です。

とするなら、この地下闘技場は東京ドーム本体が完成し竣工検査後に工事開始か、
もしくはすっかりお披露目が済んで、ペナントレース開幕後に例えば深夜とかに、
密かに地下工事を開始したのではないか、と考えられるのです。


東京ドーム完成は1988年の3月でした。
開幕戦は4月8日です。


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刃牙の連載が始まったのは1991年からですが、既にそのときに地下闘技場のチャンピオンだから、
地下闘技場の工期は1988年4月以降で1990年くらいまでに終わらせていなくてはなりませんね。


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