なんか、
日本で引き篭もってる時より、
海外で引き篭もってる時の方が
頭がキレッキレに回転する気がする。
なんでやろ？
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
昨日の記事では、
モラハラ夫が、
「相手を自分の一部とみなす」
その感覚について、
解説しましたが、
分かり難かった人は、
次のように考えてみてください。
まず、
コメ主さんの質問
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
何がわからないかというと、
「自分の悪意ある行動により
相手がちゃんと困る」
ことで、
自分の一部として機能していることを
確認して快感を覚える、という点です。
このような体験を私もしたので、
これがモラ被害の
苦しい点だということは
実体験としてわかるのですが、
その理屈がわかりません。
相手が自分の一部であるならば、
（相手の）ポーチを隠しても、
相手は困らないはずなんじゃないでしょうか。
自分にとってポーチは
全然必要じゃないものだから。
逆にポーチがなくなって
相手が困っていたら、
自分と別人格ってわかって、パニクるのでは？
なんで必要ないポーチなくして
そんなに困ってるの？？
僕は全然困らないのに。って。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
これは、
モラハラ夫というのは、
ターゲットの「身体」だけを
「自分の身体の一部」
とみなして、
ターゲットから、
それだけを
取り上げようとしているのでは無くて、
ターゲットの
人格や感情まで
自分の一部とみなしているのだ、
と考えると、
理解できます。
次のように考えてみてください。
まず、
夫と妻がいるとします。
で、
夫と妻は人間なので、
それぞれ、
「人格」と「身体」
がありますね。
ここで言う、
「人格」
というのは、
感情とか思想とか性格を含めた
「人間の中身」
「人間そのもの」
のことだと
思ってください。
人間というのは
この「人格」が、
「身体」に宿ることで、
人間として生きてる
という状態になります。
だから、
夫と妻がいるということは、
そこには、
①夫の人格（感情）
②夫の身体
③妻の人格（感情）
④妻の身体
があるわけですね。
その上で、
こう考えてみてください。
モラハラ夫は、
②夫の身体
③妻の人格（感情）
④妻の身体
を全て、
自分の一部
とみなします。
それがモラハラ体質です。
つまり、
①夫の人格（感情）
（つまり自分自身）
が、
②夫の身体
③妻の人格（感情）
④妻の身体
の全てを支配し、
コントロールしている感覚。
そして、
その、
「自分の一部」
の中でも、
モラハラ夫にとっては、
②というのは、
痛みを感じる部分であり、
非常に大切にするべき部分です。
他方で、
③妻の人格（感情）
④妻の身体
というのは、
どれだけ酷使しても
痛くもかゆくもない、
「使わにゃ損」
の部分です。
ところが、
実は
モラハラ夫は、
もう大人なので、
本当は、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
③妻の人格（感情）
④妻の身体
というのは、
自分の一部では無くて、
③と④は合わせて、
自分（①②）とは分離した
一人の独立した存在なんだ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という知識を知っています。
知識として
知ってはいますが
納得はしていません。
なぜかと言うと、
①夫の人格（感情）
は、
2歳の時点で
成長が止まっているために、
「③④が独立している」
という不都合な現実を
受け止めるだけの
人格が出来上がってません。
どうしても、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
自分の一部であり
酷使していい部分なんだ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
と、思いたいです。
ぶっちゃけ、
たとえそれが間違っていても
そう思いたいです。
中毒ですから。
だから、
モラハラ夫はいつも、
自分の一部であるはずの、
③妻の人格（感情）
が、
①夫の人格（感情）
の利益に無関係な形で、
勝手に考え、
勝手に行動するのではないかと
イライラしています。
だから、
時に、
モラハラ夫①は、
妻を困らせようと思って、
妻のポーチを隠し
それに対して、
③妻の人格（感情）
がちゃんと困ったら、
①→困らせる
③→ちゃんと困る
となり、
それによって、
③妻の人格（感情）
が、
①夫の人格（感情）
のコントロール通りに
動いていることを実感し、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ああ、
③妻の人格（感情）
は、
ちゃんと、
①夫の人格（感情）
の一部として、
指示通りに機能してる
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
と実感できて、
快感なわけです。
すごく簡単に言うと、
そういう感じ。
冒頭のコメントでは、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
相手が自分の一部であるならば、
ポーチを隠しても、
相手は困らないはずなんじゃないでしょうか。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
とありますが、
この疑問については、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
モラハラ夫というのは、
④妻の身体
だけじゃなくて、
③妻の人格（感情）
の動きも、
自分の一部とみなすのだ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
と考えると
理解しやすいです。
つまり、
③妻の人格（感情）
も、自分の一部とみなすわけだから、
そこも当然
自分の支配が
及ぶ部分であり、
尚且つ
痛みを感じない部分だから、
いくら酷使しても平気な部分です。
すごく簡単に言うと
そういうことです。
だから、
①夫の人格（感情）
が喜んでいる時は
③妻の人格（感情）
も自動的に喜ぶべきです。
だって、
その場合は
喜んだ方が
①の為になるから。
あるいは、
①夫の人格（感情）
が腹を立てている時は、
③妻の人格（感情）
は、当然に八つ当たりを
受けて苦しむことで
①のストレスを
発散させるべきです。
そして、
①夫の人格（感情）
が③を困らせることで
自分の支配下にあることを
確認したい時は、
③妻の人格（感情）
は、ちゃんと困って、
①を安心させるべきです。
なぜなら、
③妻の人格（感情）
というのは、
モラハラ夫自身の
全く痛みを感じない部分なのだから、
それをどう扱おうが、
モラハラ夫の勝手なのです。
このように、
モラハラ夫というのは、
ターゲットの「身体」だけを
「自分の身体の一部」
とみなして、
ターゲットから、
それだけを
取り上げようとしているのでは無くて、
ターゲットの
人格や感情まで
自分の一部とみなしているのだ、
と考えると、
冒頭のコメントの疑問は
解けてくると思います。
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