堺市北区のピアノの先生、ももたまさよです。
なんかもう、日にちの経つのが早くて早くて…
つい、この間七夕かざりをしたと思ったら、もう今日から小中学校は夏休み。
(笹がないため、手作り(^◇^;)
朝から庭の木には大量のセミがミーンミーンと大音量
この7月は、なんだか色々なことがありました。
「ピアノアドベンチャー指導セミナー」に参加するため、久しぶりに梅田のカワイジュエまで出かけたり。
ピアノアドベンチャーとは、クラシックに限らない多彩な音楽が学べるアメリカのピアノ教材。
今どきの子どもたちに向けて作られたという、ピアノ教材なのですが、
CDを併用しながらのレッスンってどうなん??などと
いろんなことを話しながら、ピアノの先生友達と久しぶりにランチしたことが何より楽しかった!!
これからはピアノで楽譜どうり、
表現できるかどうかより、
即興や作曲などができるようになることも求められる時代になってきているとの説明もありました。
私の教室にも、面白い生徒さんがいて、
楽譜どうりにはちっとも弾かないのに、
即興で、勝手にいろいろ弾いてくれる小学3年男子がいるんです。
それは突然に始まるので、なかなか動画とれないし、
動画撮るから弾いてみて!と頼むとこれまた、いやだー!と逃げられる。
奇跡的に撮れたこの曲、
一応説明もついていて、これは何者かに廊下を追いかけられて、最後には食べられちゃうというイメージなんだそうですが、
こういう生徒さんの、この面白い発想を
どう伸ばしてあげればよいのだろう??
と考えて、
春畑セロリ先生のオンライン勉強会に参加したりもしました。
作曲家である先生にアドバイスをいただいたところ、
とにかく子どもにとって、それはアクティブでポジティブな楽しい行為。
自分の感性と知性を働かせて、自由に弾くことは、それこそ右脳と左脳をバランスよく刺激し、耳と指も鍛えられるとのことでした。
だから、先生としての私は、この子の才能を伸ばしてあげなきゃとか、もっとこうすればなどとアドバイスする必要は全くなしなんだそうです。
ただ、真剣に聴いてあげて、率直になんらかの反応をしてあげるだけで、
子どもにとっては嬉しいことだし、
ゆくゆくその子が大人になったときの、
土台となる大切な体験となるそうです。
遊び弾きばかりするとか、
楽譜どうり弾かないとか、
一見困ったちゃんのような生徒さんも、
自分で音を出して、楽しんでみる体験は、
その子の脳の性能が高められ、
のちのちの人生の大切なものになるんですよ!
との貴重なお話でした。
それを聞けば、
練習しないからやめる、
うまくならないからやめるなんて、
もったいないと思いませんか??
他にもグループレッスンの仕方を学びたくて、ズーム勉強会に参加したり、
ふらっと免許更新のために帰省してきた息子とランチに行ったり。
歯の矯正を中断すると、ランチが行きやすくなって嬉しいね!!
一方、
7月は私の所属するテニスサークルで、
10年以上指導してくださっていた、
おじいちゃんコーチ(と私たちは呼んでおりました💦)が82歳で亡くなるという
悲しいこともありました。
それとは逆に、
昨年、お腹に赤ちゃんができたことで、
レッスンに連れてくるのが難しいからと、
教室をやめられた生徒さんのお母様から、
「無事に生まれました〜」と連絡をいただくという、嬉しいことも。
楽しいこと、悲しいこと、嬉しいこと、つらいこと…
子どものころにたくさんの経験をして、
大人になっても、どんなことがあろうとびくともしない、
強くて優しい人になってほしいな。
私もいまだになれてはいないけど、なりたいな。
堺市北区のピアノ教室