ピアノの先生ときどき保育士のもぴてぃーです。
発表会のハンドベル用の楽譜は、
いきなりですが、楽譜って大切にされてますか?
じーっくり見たことってありますか🔎❓
普段あたりまえのように、目にする楽譜。
昨日のギロック勉強会は、
楽譜づくりに長年携わってこられた、
某出版社のかたから、
直接お話を伺うという、
とても興味深い内容でした
楽譜って、パソコンが普及する以前、
20年前までは、どんなふうに作られていたか、ご存知でしたか?
なんと、ハンコで全部作られていたそうなのです
もう、それはそれは、細かい綿密な気の遠くなるような作業‼️
ちゃんとした楽譜に、
美しくしあげることを浄書といい、
ハンコでしあげていくことを、
手押し浄書といって、
それ専門の職人さんがおられたそうです。
(五線や音符の棒などは、定規で手描き‼️)
ちょっと気の遠くなる話だと思いませんか⁉️
原本なども見せていただきましたが、
たとえば、全部完成〜!と思って、見直したら、間違ってた
なんてとき、その部分だけカッターで、削って、貼りなおして、なんていう跡もあり、
もう、その細かい手作業には、
感嘆のため息しかでませんでした
こんなふうに作られてきた、楽譜。
大切に扱わないといけないなと、
あらためて、思いましたね。
コピーなんて、もってのほかや❗️って
思いますね
パソコンの登場とともに、
コンピュータ浄書に替わってしまったのですが、
やはり、手押し浄書の美しさは、
コンピュータでは、
まだまだ追いつかないそうです。
こちらコンピュータ浄書
良い楽譜とは、
ひとめで、音楽が感じられる、
音楽が立ち昇ってくるものなのだそうです
他にも
楽譜の紙質のお話では、
演奏者が多少激しく譜めくりしても、
破れないようにとか、
見やすい色とか、
綴じかたの工夫とか、
そこまで、こだわって作られているんだー‼️と
話を聞けば聞くほど、
楽譜は貴重なものなんだなぁと、
思い知りました
発表会のハンドベル用の楽譜は、
こんなのを作って、練習しています
カラーシールを音符に見たてて、
ベルの色とも、あわせてあるんです
ハンコと違って、作るのはとても簡単
作るのは簡単でも、演奏はどうかしら?
なかなか全員そろうことがないので、
ほぼ、ぶっつけ本番?!です💦
発表会まで、あと2週間
堺市北区のピアノ教室