見学を終えて、気になることを相談できると思われます。
先方も補足として説明したいはず。
ここで腰を据えて話ましょう。
ここでのポイントは、まず飲み物が出てくるか。私が対応する時は、見学だけで終わるか、じっくり話まで聞きたいか、何となく肌感で分かるようになってきました。
それも最初の電話で、何となく分かります。次に繋がりそうかどうか。
それで、腰を据えて話す時は、飲み物を提供します。
相談時のポイントとして、
・総額でいくらかかるか
・サ高住の特色
・スタッフの接遇
⭕️総額でいくらかかるか
家賃、共益費、生活支援費の三大費用は必ずかかってきます。食事はオプションの扱いですので、たまに金額の表記に食事代が外れているときがあります。
総額12万円〜などのように妙に安価な場合は、食事代の記載がないケースがあります。
生活支援費もスタッフの人件費になってくる部分ですが、1万円程度のところから3万円などまちまちです。サービス付き高齢者向け住宅のサービスの部分ですが、状況確認と生活相談の二つは必須業務です。他にも、配膳下膳、薬の管理などはオプションで対応というところもありますので、注意が必要です。
中には、スタッフコールを一回押したら○○円のような設定をしているサ高住もあります。
⭕️サ高住の特色
本格的なレストランが併設されてる、トレーナーの居るジムがある、サウナ付きの天然温泉がある、レクリエーションが豊富‥など、サ高住にやってさまざまな特色があります。都心部に近い方が、より最新の取り組みがなされていることでしょう。
自身の生活スタイルに合ったタイプを選びましょう。中には、お酒やタバコもOKのところもあります。
⭕️スタッフの接遇
こればかりは、当たり外れがあるかもしれません。入居して生活を始めて、いろんなスタッフと接する中で分かることだからです。
しかし、例えば訪問時に出迎えてくれたり、挨拶が気持ち良いものであったり、飲み物を出してくれた対応が良かったり、少なからずスタッフの言動にも注目してみてください。
以上が相談時におけるポイントですが、実際に現地で説明を受けなくても調べることができます。
サービス付き高齢者向け住宅の情報提供システムが存在します。ネット検索で、サ高住情報提供システムで検索すればヒットするはずです。
そこでは、料金はもとより、併設施設のことであったり、特色も分かります。また平均年齢や平均介護度、有資格者が何人いるか、新規入居や退居者、退去先まで分かります。回転率が高いのであれば、それなりの重度者も受け入れているかもしれません。最近は併設で訪問看護ステーションを持っていて医療行為のある入居者もかなりの範囲で受け入れるところも少なくありません。それだけ特色が豊富ということです。施設とほとんど変わらないようなサ高住もあるくらいです。
これらを総合的に評価し、納得のいくものであれば申し込みをしましょう。
まだ申し込みの段階です。契約はその先です。