今日で4カ月がたちました




1カ月ごとにこの手紙を書きながらも


まだまだ解決しないことの方が


山のようにあるのだと


改めて感じます




時が解決するとよくいいますが


むしろ時がたてばたつほど


解決しないこともあるのです




自分の生と向き合っていた


緊張の時が過ぎると


今度は自分が失ったものの


喪失感に押しつぶされそうだという


被災者の方のお話を聞きました





私たちは24時間被災者です



これは昨夜見たTVで陸前高田市の


市長さんが言っていた言葉です




夏が来て あの日の寒さは去ったけど


その一方で 暑さと腐敗臭の中で


それでもじっと避難所で


我慢している方々がいるという現実




この街には今年も


いつも通りの夏があります


花火も祭りもいつも通り





でも


皆さんを癒すという大義目分に


かこつけて私たち離れた者たちは


自分たちの逃げ場を


作っているのではないかと


自分を疑うことがあります





すべて理解できますなどど


偽善的な事は言いませんが


みなさんのことはいつも頭の隅にあります





何かこの場所でできないかと


いつも探しています


自分でできることを


これからも探していきます


もちろん探すだけではダメで


行動することが1番だと


わかっています






どうか この暑さ


皆さんは我慢しないでください


代わりに私たちが我慢しますから