
れい「はっ……はっ……」

スバル「こーはいおっさきー!!」
マト「えっへっへ~、お先にしつれー!」
れい「っ……!(また、抜かれた……二人とも、あんなハイペースで走って、まだ余裕がある……)」

ティアナ「れいちゃん、大丈夫?」
れい「はっ……はい、大丈夫です」
ティアナ「無理しちゃダメだよ。基礎訓練のマラソンだから、自分のペースで走っていいからね」
れい(でもティアナさん、ぜんぜん息切れしてない……さっきからずっと、ペースもまったく落ちてない……)

シロー「れい、大丈夫か?」
れい「……ティアナさんにも心配されました。大丈夫です」
シロー「ははは、後ろからあかねも来てたから、一緒にゆっくり走っていいよ。訓練だから、あんま焦って無理すんなよ」
れい「……それもティアナさんから言われました……(……シロー先輩、剣背負ったまま……なのに、私を気遣える余裕がある……)」

あかね「は、はふ……れ、れいちゃぁん……」
れい「……シロー先輩と、ひびき先輩とは……戦闘訓練しか、しなかったけど……基礎的なところで、こんな差があるなんて……」
あかね「はふぅ……れいちゃん……」

あかね「強く、なりたいね……もっと、強く……」
れい「…………うん……!」