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円地文子の源氏物語がどこかにいってしまった。
土曜日、走りに行こうと、バッグに着替えを詰めて、ソファの横に置いた。
それで、ちょっと休憩しようと思い、ソファに横になり、源氏を読んでいたら、眠ってしまった。
たくさん寝た。
起きたときは見かけたような気もする。
そして、夜、また眠った。

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その後、見かけないのだ。

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まあ、それだけの話。

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書きたかったことはそんな話ではなかったのだけれども。

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人は語りたいことを語るまでには、たくさんのどうでもヨイことを語るものだ。