誰の役にも立てそうにないものな

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僕の生涯をかけた愛は
それですっかり終わってしまった。でもそれが僕の
生涯について、何を語るというのか？


～カーヴァー「学校の机」（詩）～

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眠っていた。
空はどんよりとした薄暗さ。
なんだか物悲しいね。

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ゴーギャン展を見た懐かしい友人からのメール。

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タヒチシリーズには、タヒチ人の笑顔はない。
あの絵たちには不安や苦悩がたくさん描かれている。
人の生死の苦悩がなぜか自分に生への活力、希望を与えた、と書かれてあった。

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夏の終わり。
彼女がある活力を得たことを喜ぶ。


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誰かから助けを求める電話がかかってこなければいい。
今夜は、誰の役にも立てそうにないものな。

～カーヴァー「ずれている」（詩）～