京都二日目 東福寺 光明院 伏見稲荷大社 | 翡翠のブログ

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京都に泊まって二日目は、旅行前の天気予報より崩れてきて、朝から雨がポツポツし、傘を持ち歩くことになりました。

 

始めに東福寺に向かいました。初めて・・・かな?なんとなく見覚えがある気もしたので、来たことあるのかも。

国宝の三門。ちょうど修学旅行のグループのガイドの方が説明してらしたので、近くで聴きます。学生が「門だけでこの大きさ!」と驚きの声をあげていて面白かった。

 

本堂。

 

方丈の本坊庭園 八相の庭。作庭家・重森三玲による庭です。方丈の四周に庭園を巡らせた庭はここだけなのだそう。

 

方丈と開山堂を結んで架かる通天橋。庭園同様、こちらも有料ですが、こちらは橋の奥から庭にも出られ、結構広くて景色も良いです。緑の紅葉にアジサイも咲いていました。

 

開山堂。池に蓮の花がたくさん咲いていました。

 

愛染堂

 

東福寺を開園の9時から一通り歩きまわってから、近くにある、今日の午前中の主目的の「東福寺塔頭 光明院」へ。こちらも初めて伺います。「虹の苔寺」として有名なのだそう。

 

こちらも今回、「名刹の特別拝観ツアー −襖絵鑑賞・坐禅体験−」に申し込みました。

 

始めに、ご住職より解説を受けながら、本堂から波心庭(はしんてい)を鑑賞します。この庭は池泉式枯山水で、東福寺と同様、作庭家・重森三玲により作庭されています。寺名の「光明」をテーマに、海を表現した白砂の上に、仏に見立てた三尊石(釈迦三尊、阿弥陀三尊、薬師三尊)と48の石が配置されているらしい。

 

寺内を案内して見せていただきます。

 

玄関の正面上方に飾られているのは、東福寺の仏殿が焼けたときに残った蓮の花なのだそう。

 

玄関正面の絵の裏側は、その火事の様子を描いたもの。こちらの寺には住み込んで襖絵を書いている若い現代作家さんもいるとか。今ある国宝、重要文化財というものも当時のイケていた作家のものが、今日まで残って、結果文化財となった、だから現代の作家の作品も寺が残していくことで後世に伝わると思い、育てることに協力したいとのお話が面白かったです。

 

その後は、通常非公開の書院の2階「観庭楼」に入り座禅体験。最初、やれるかな?と思って、あぐらで挑戦したところ、やっぱり膝と股関節が悪いので、すぐに痛くて、痛みを我慢するだけになってしまって。後半は椅子をお借りしました。結果、気持ちよく座禅を体験できて良かったです。無心には程遠く、ぼーっとしたり、あれこれ考えたりでしたが。

 

2階から観たお庭。

 

座禅体験の後は、さらに近くの伏見稲荷大社へ。鮮やか、華やか。

 

本殿も華やか鮮やか。

 

有名な千本鳥居は、人が行列でしたが、奥社参拝所までは上ってみました。そこからさらに峰を上るのはやめておきました。

 

せっかくなので、参道で、お稲荷さんをお昼ご飯に食べました。