昨日見てきました。評判がいいのはうっすら聞いていましたが
とてもよかったです!

この映画を見たら、おそらくほとんどの人がマイケルが好きになるのでは?と思いました。

客観的に見ればトランプのジョーカーのようなマイケルの風貌も、映画の中では美しく見えました。

世界中から集められたダンサーの中に立っていても、マイケルのダンスが一番光り輝いて見えました。

たしかに、天才のオーラを感じました。そして天才は謙虚だなと強く感じました。

ダンサー、バンドメンバー、スタッフみんながアットホームで、マイケルを尊敬して、マイケルを大好きなのが良くわかり、
このツアーを最高のもの、誰も見たことのないエンターテイメントを作るんだとポジティブに集中する姿、興奮している様子に
見ている側もどんどん気持ちが高揚していくのを感じました。

私がMJを意識しだしたのは1980年代でした。そのころMTVはまだ家で見られる環境ではなく
おしゃれなカフェバーやディスコで流れていて、私はそんなカフェバーで初めてマイケルのPVを見て、圧倒された記憶があります。
マイケルのPVが流れるとみんな目は釘付けになり、ディスコでマイケルのスリラーやビリージーンや今夜はビートイットが流れると急にフロアは満員になったものです。

日本に初来日した時の「フィーバー」もよく覚えています。とくに熱烈なファンでもなかったですが
大阪に来たと報道された時には少し心躍りました。ただ、たしかチンパンジーが同行していて、そのころから
ゴシップキングになっていってたかも知れません・・・

最近の若い子にMJのイメージを聞くと整形とゴシップしか知らないという返事が多く、残念ですが、そんな人にも見てもらえたら、マイケルの天才的センス、ストイックさ、穏やかさ、やさしさを知ってもらえると思います。

映画の最後の最後は「Heal The World」(世界を癒そう)というマイケルのメッセージがこめられているので最後までご覧ください。
私が見た映画館では映画終了後には拍手がおこり、全員で拍手しました。
ファンの女の子は泣いてましたねー。たしかに、もう見れないのかと思うと寂しいです。

他にも、仕事的には「誰も見たことのないショー」の制作に取り組む方々のアイディアや最新技術に感激しました。
マイケル本人に、マイケルの歌に、参加している人たちにそれぞれ感動と興奮をもらいました。



『 愛だよ。L・O・V・E 』