籠神社
日柄や刻の運びがよく、私は最近参拝した中で、一番清々しい気持ちになりました。
元伊勢だけあって、伊勢の氣に似ていますが、籠神社の方が波長が合わせやすいです。
また、五色の座玉という五行の色(緑、赤、黄、白、黒)のカラフルな玉が、本殿の高欄に取り付けられています。
これは伊勢神宮と籠神社だけのもので、二社は造りも神明造りとなっており、共通性が目に見えるところからも分かります。
入ってすぐの右側の木のあたりに、暖かい氣が降りていました。
ずっと、ここにいたくなるような陽の氣満ちた暖かい波動で、籠神社だけでなく、なんかこのあたり一帯が私は好きです。
地図をみていて、ここ以外にもエネルギーの強い場所が沢山ありました。
安定した状態に導かれるようなエネルギーであり、とても落ち着きます。
そんな暖かい波動の中を奥へと進み、籠神社の奥宮と言われる、眞名井神社へと向かいました。
眞名井神社への道程は、上り坂を登って山の中へ入っていく感じですが、道中は海の氣がしました。
優しい木漏れ日溢れる、木々の中を歩いていき、神社に近づいていくにつれて、水の氣が強くなります。
眞名井の水で有名な神社でもありますが、それとは別にしても、水の氣が豊かな神社です。
この日は、からっと晴れていましたが、雨の日や曇った日は、ちょっと水気が多くなり、じめっとした雰囲気に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
霊的には、とてもエネルギーの強い神社であり、眞名井神社と籠神社で、陰と陽といった感じです。
霊山にある滝のような空気感で、霊的感覚も研ぎ澄まされます。
磐座や、眞名井の水の霊的な力もすごかったですが、自然界や、眷属たちに、長く護られきた神聖な場所であることが、天橋立神社から三社を、この順番でまわってくるとよく分かります。
尊うこと
敬うこと
感謝
改めて感じました...
そんな気持ちで眞名井神社を背にして、石段を一歩降りた時、私の目の前を黒い蝶々がひらひらと飛んでいきました。
その蝶の舞いが、いつか見た神様トンボとよく似ていて...
それは短い時間でしたが、ほんの一瞬だけ、時間軸を遡り、別の空間に行ったような気になり...
その一瞬が
あまりにゆっくりと
穏やかな...
柔らかい時と 風の中で...
私の親しむ、すべてのものに対する気持ちや、この先の道筋が、新しい形で弾けたように感じました。
神仏からの導きは、特別なものが視えたり、聞こえたりすることだけではなく、ほんの僅かな時間、自分の中にふと降りてくるものや、自然の兆候という形で、教えて頂けることもあります。
それは、誰でも感じたり、受け取れるものであって、本当に身近にあるものです。
なんというか、自分だけが隔離されたような揺らぎという、暖かい空間の中にそれがあります。
神社や仏閣だけでなく、日常生活の中にもそれはあります。
ほんの僅かな時間です。
その時の中で感じた気持ちや答えが、自分が尊う、手を合わせた信仰の対象から頂けた教えであり、導きなのです。
人は、まず現実的な利益を望む傾向がありますし、それもよく理解出来ます。
ただ、神仏と波長を合わせるというのは、神仏の暖かい真心を知るということです。
現世利益というものは、その後から積み上がるものがあった時に回帰してくるものであって、先に求めるものではありません。
そもそも物的欲求という切り込みからだと、同調することが難しいでしょう。
現実的な欲求を求める場合は、眷属が祭神となっている神社や場所に行くとよいかもしれません。
ただ、その場合は、御礼参りや代償というものを払う必要があります。
神仏と波長を合わせる
それは
ほんの一瞬
降りた光の筋や
自然の動き
匂い
風と揺らぎの中で
ただ
心が豊かになれるかどうか
ということであり...
信仰というのは、その先にみえる光のようなものであるのかもしれません
鑑定ご予約・お問い合わせ岐阜の神霊師・霊視タロット波動占術
スピリチュアルカウンセラー
神谷 奈月
今日も読んで頂いて
有難うございます。
上の画像をクリックして頂けると、ポイントがランキングに反映され、皆様の応援が励みになります。
クリックして頂けると嬉しいです