群れをなし、行く当てもなく永遠にさまよい続ける生き物
ニョロニョロ
体は白く、細いキノコのようで、
鼻も口も耳もないのでしゃべることも、聞くこともできません。
目だけはありますが、あまり見えず。
食べることもしなければ、寝ることもない。
ただ群れの中でゆらゆらと体を揺らしながら、
ひたすら旅を続けるという不思議な生き物です。
普段は無害ですが、雷の時は
体に電気エネルギーを溜めてしまうので、
触れなくてもビリビリきてしまうくらい危険です
大群でウヨウヨしている姿は大変不気味で
子供心に怖いと感じた人は多いと思います
夏至祭の前の晩に種をまくと
なんと地面から生えてきます
「小さなトロールと大きな洪水」では、
ボートを海へ出すのに一役かっています。
挿絵より