明日には消えるキラキラなんて | えらーぶるのブログ

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現在から未来は生まれ落ちる

ごきげんよう、えらーぶるですピンク薔薇

珍しくデパートでお買い物しました。

元はと言えば、サンリオショップに下敷を買いに行った。

机の木目にペン先が引っかかるのが気になるから下敷が手放せない派。

小学校で使っていた下敷は、友達からのプレゼントだったから大事にしていたけど、流石に波打ってしまった。

どんどん持ち物がマイメロに。可愛い。

いい歳になったからこそ、可愛さに拘ることが許された気がする。

中学高校時代、極端に華美を嫌う校則の下で、可愛いことが許されるのは生まれながらに可愛い子だけだと、列をなす濃紺の制服と殺風景な教室を見ながら思っていた。

卒業してから、努力は可愛さのために使ってもいいし、作り物の可愛さを纏うのもありだし、何より好きなものに囲まれてもいいのだと思えた。

理由は定かでは無い。

見かける度に雰囲気が変わる椎名林檎に気づいたからかもしれないし、化粧もお洒落も咎められなくなったからかもしれないし、今を逃したらもう可愛さが似合うのは今が一生で最後という焦りかもしれない。

どう見ても子供では無い私だが、おまけをつけてくれてなんとも懐かしく、嬉しい気持ちになった。

エスカレーターを降りると目の前に折り畳み傘が陳列してあって、この前お猪口にして駄目にしてしまったのを思い出して物色してみた。

丈夫で晴雨兼用でモノトーン×ゴールドで花柄となると、全てが好みです。あとはセールが後押ししてくれた。




昔はサンリオショップがで可愛いものが欲しくて堪らないのに、高くて買えなかった。

今ではそれも適正価格と思えるようになり、お財布の中に十分な資金はあるものの、散財してはならぬと踏みとどまるようになった。

昔はデパートなんて隣町の隣町の...隣町にしかなくて、ごく偶に買って貰えるブランド物の服や、デパ地下のソフトクリームが宝物だった。

今では必要に駆られて、デパートに一人で平然と入り、当たり前のようにお買い物が出来るようになった。

私はもう、いつかの私ではないのだと思った。

憧れが現実になるのが成長で、それを望んでいたこともあった筈だが、生活感でくすんだ現実はさして美しくもなかった。

かつてと同じときめきはもう得られないのだろう。 

あの時が儚い時だったのと同様に、今も成熟する直前の、儚い時なのかもしれないね。

脆くて、儚いものはキラキラしてる。