オトモダチブレーン | 門前小僧、習わぬ今日を読む

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反グローバリズム、反新自由主義、反緊縮財政。
アイコン,ロゴ画面はイラストレーターtakaさんより。
takaさんの詳細情報はブログ画面にて。

 

 

いや、

おかしいな

とは思ってたんですよ?

 

聞いたこともねぇような大学の准教授だの、

ちょっとブログ書たり

著述業っぽいことしてる程度の弁護士だのが、

 

日本国政の一翼を担う

野党第一党の政策ブレーンヅラして、

どっかの本を丸パクリしたような

経済政策モドキ

もっともらしく政党のイベントとかで披露してるとか。

 

 

 

 

よくもまぁこんなこと言えたもんですよね。

 

そりゃあ落合議員も

 

 

と言いたくもなりますわ。

 

それに対するリアクションが

 

 

コレって、

 

よくもまぁ言えたもんですなマジで。

 

そもそも、ブレーンヅラしてる政党の所属議員に

何の専門家だか知りませんが

とか言われてる時点で

もうすでにかなりのレベルでおかしい(怪しい)わけですが、

 

 

立憲民主党から公式に政策に関する意見を求められた上に、

立憲民主党の政策に関わる重要な部分に関して

政党が主催するイベントで講師までつとめて

一席ぶっておきながら、

 

 

「立憲民主党の立場を勝手に代弁したことはない」

「立憲の問題は立憲に聞け」

とか無責任な発言できるのも頷けますね。

 

 

 

 

 

党代表にここまで言わせといて、

「立憲の問題は立憲に聞け」とか、

どういう神経してたら言えるんでしょう。

 

政党イベントで講師として発言することで、

支持者や所属議員にどれほどの影響力があるとか、

考えたことも無いんでしょうか。

(落合議員はあんまり影響受けなかったみたいですけど)

 

まぁ逆に言うと、

 

政党所属の議員ですら

素性を良く知らない人間が、

政党政策の根幹となる重要な部分について

深い影響を与えていたというのも、

何ともお粗末な話ですけどね。

 

「彼は何者ですか?」

「逢坂さんや枝野さんのオトモダチです」

 

これで通ってしまうんでしょうねきっと。

 

「お前誰だよ」

 

って言われて、

その回答が、

 

「公共政策の専門家で、立憲民主党の役職には付いていないが立憲フェスで逢坂誠二政調会長と公開で座談したことがある者だ」

 

って言ってますからね。

彼的には、これでマウントとった感じになってるんでしょう。

 

 

立憲フェスとかでも講演料とかもらったんですかね?

その辺は解りませんが、

彼の書いた書籍は結構売れたんじゃないですかね。

 

立憲支持者のみならず、

彼のアンチの反緊縮派にも(主に批判的に)読まれたみたいですし。

 

かくいう私もプロモーションしちゃってますからね。

 

 

立憲民主党の政策ブレーンという

立ち位置でもなきゃ

見向きもされなかったでしょうに。


衆院選の結果を受けて引責辞任した

枝野代表もいいツラの皮でしょう。

 

そもそも枝野代表、

 

 

立憲民主党結党直前、

旧・民進党代表選において、

社会保障費拡充財源に関して

消費増税を主張する前原氏に対し、

枝野氏は国債発行で賄うよう訴えてたんですよ。

 

 両候補とも安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、社会保障充実策を対案として提示。財源として前原氏が19年10月予定の消費税率10%への引き上げを容認したのに対し、枝野氏は反対し、国債発行で賄うよう訴えた。 

 

【図解・政治】民進党代表選・前原氏と枝野氏の主張と略歴(2017年8月)時事ドットコムニュース

 

要するに、当時の枝野氏は

政策実現には財源なんざどーでもいい

と思ってたってことなんだと思いますが、

 

それこそが真っ当な政治家の発想法だ

と私は思っています。

 

「財源?

関係ねーよ。

国民の生活のためならどうでもいいよ

そんなもん」

 

という発想。

 

それを歪めるのが緊縮思考、

財政均衡主義であって、

 

その緊縮思考を吹き込んだのが

田中信一郎をはじめとした

リッケンカルト三銃士だった

というわけです。

 

 

自分が代表を務める政党を散々引っ掻き回され、

所属議員に去られ、

野党共闘も消費減税を巡る衝突で

いつまでたっても実現せず、

実現してもギクシャクした状態のままで

マトモな連携も取れず、

 

最後の衆院選では彼らを遠ざけるも

彼らの影響を色濃く受けた印象は拭えず、

政党政策そのものの評価が

ほぼ直接反映される比例代表で

大きく議席を落とす結果となり、

その結果の責任を取り、辞任。

 

枝野氏には同情の念を禁じえません。

 

ここでもたらされる教訓は、

 

政党の政策ブレーンに

何の専門家だか解らないような人を

据えてはいけないということです。