インフレ・デフレということばがニュースや新聞に出てきますが、それは簡単にいうとなんですか?
インフレ・デフレは物の値段に関すること。
物価が上がったな~とか、昔と比べると安くなったな~と思うことがありますよね?
これを数字で表す指標があります。
この指標は政策を考えるときに大事になります
では、今日はデフレから。
教科書的にいうと「物の値段が持続的に低下する状態」のこと。
日本は長年デフレでした。
たしかに、思い出していただくと、昔と比べて物の値段が安くなったな~というものが
多くありますよね?
私個人的には洋服が安くなったなと思います。
技術が進歩して物の値段が下がるのはいいことですが、
様々な種類の物の値段が下がるのは経済にはよくないことです。
どうしてよくないのか?
物の値段が下がるということは企業にとっては利益が減る
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儲からない企業は、従業員の賃金を引下げたり、解雇する
↓
従業員は将来が不安になり、あまり物を買わなくなる
↓
一層売れなくなるので、企業はさらに利益が減少する。売るために価格を下げる。
↓
さらに利益が減る
↓
という具合に一度デフレが始まると、どんどん悪い方へいってしまうのです。
私たちが物を買うときは安い方がよいのですが
企業や経済にとってはよくない
のです。